男性でもセラピストになれる?

男性のセラピストはいる?

セラピストとして働く人は、男性よりも圧倒的に女性のほうが多いといわれています。

だからといって、男性がセラピストになれないわけではありません。

男性セラピストは女性セラピストに比べると人数が少ないため、そのぶん男性セラピストを求めるサロン等では重宝されますし、お客さまから頼られることもあります。

ただし、セラピスト業界全体としては、「ボディ系」「メンタル系」「エネルギー系」のセラピストのいずれもそれぞれ充実期に達し、どちらかといえば供給過多の傾向にあります。

ストレス社会といわれる現代において、今後もセラピストは一定の需要が見込まれますが、男性がセラピストを目指す場合、技術や知識習得の努力はもちろんのこと、コミュニケーション能力、企画力、マネジメント能力などを発揮していくことが必要になるでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

男性のセラピストの働きやすさは?

民間医療や代替医療と呼ばれる医療類似行為には「柔道整復師」や「鍼灸師」「あん摩マッサージ師」といった国家資格が必要ですが、リラクゼーションを目的としたセラピストに資格は必要ありません。

とはいえ、どんな種類のセラピストになるにしても、しっかりとした技術や知識がなければお客さまからの信頼を得ることはできませんし、仕事として成立させるのも難しいです。

セラピストとして働くのであれば、確かな知識・技術を身につけることは必須といえます。

スキルがあるセラピストは多くのお客さまから信頼を集め、多方面で活躍することができるでしょう。

最近では、男性顧客向けのリラクゼーションサロンやエステサロンも出てきており、男性セラピストが求められる機会も以前より増えているようです。

女性が中心となる職場が大半ですが、独立して働くことも可能ですし、男性だからといって特別に働きにくいというわけではありません。

男性のセラピストの強み・弱み

男性のセラピストの強み

男性セラピストの数はそこまで多いわけではないため、男性セラピストを求めるサロンなどでは、就職・転職の際に優先的に採用されることがあります。

また、お客さまのなかには女性よりも男性に施術してほしいと考える人もいるため、男性セラピストであることが有利にはたらくこともあります。

職場で力仕事をしなくてはならないときに、頼ってもらえることもあるでしょう。

この職業に従事する男性が少ないというのは、考え方によっては大きなチャンスだといえます。

ただし、お客さまにしてもスタッフにしても基本的に女性の多い業界なので、女性が苦手という人ではなかなか難しいですし、女性に対する心配りができるに越したことはありません。

男性のセラピストの弱み

セラピストの業界全体としては給与水準がそこまで高いわけではなく、この仕事で生計を立てるのは決して簡単なことではありません。

セラピストとしてのスキルアップを目指す場合、養成講座やスクールの場を利用して資格取得を目指すのが一般的とされますが、女性の場合、なかには趣味や習いごとのひとつと考えて学ぶ人もいるようです。

しかし、男性がセラピストを目指す場合には、たいていは「職業として長く働きたい」「しっかりと稼ぎたい」と考える人が多いのではないでしょうか。

セラピストとしてのスキルを仕事に生かそうとするのであれば、講習そのものを楽しむことを目的とするのではなく、仕事の一環であるという強い意志と努力が求められます。

この仕事は技術職であるため、自分がどれだけ頑張ってスキルアップしていくかによって収入も変わってきます。

完全歩合制のサロンで人気セラピストになれば収入アップも期待できますし、独立してバリバリ活躍することも可能です。