セラピストが勉強すること

基本は解剖生理学

国家資格のリハビリテーションセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)から民間資格のボディ系、メンタル系、エネルギー系セラピストまで、その豊富な種類ごとに身につけるべき知識や技術は異なってくるでしょう。

たとえばオーラソーマなどのカラーセラピストであれば色彩論だったり、アロマセラピストであれば精油学だったり、それぞれ専門分野ならではの学びがあるものです。

そんななかとくにリハビリテーションセラピストやボディ系セラピストに共通する勉強内容が見受けられます。

心身の癒しを目的とするセラピストという言葉の響きからすると意外に思われるかもしれませんが、まずは人体の骨格や筋肉、内分泌系、神経系などといった解剖生理学を学ぶことが基本になっているのです。

つまりセラピストは癒しの対象である人間の体の構造や機能についてしっかり把握しておく必要があるといえるでしょう。

座学と実技の重要性

スクールや研修を行う会社ごとに勉強する内容は異なるはずですが、ボディ系のリラクゼーションセラピストであれば頭で学ぶ知識と体で覚える技術の両方を平行して習得する場合がほとんどです。

座学と実技のどちらか一方だけにかたよっていてはセラピストとしてのお仕事が果たせないからです。

たとえばタイ古式マッサージの手技をその動きだけ体で覚えたとします。

しかし皮膚の下に隠れている筋肉の構造や働きを知らなければなぜそういう手技になるのかわからないまま体を動かしていることになりますから、施術を受けた方は違和感を感じるのではないでしょうか。

知識があれば筋肉の緊張がなぜ生じているのかといった原因などがわかるでしょうから、お客さまの満足する技術を提供することができるでしょう。

心構えの重要性

しかし知識と技術を身につけることだけがセラピストの勉強ではありません。

セラピーは心身の癒しが目的ですから、お客さまが心からリラックスできる雰囲気づくりを学ぶことも重要です。

知識や技術さらにはそのセラピーが目指す心構えなど、心技体のバランスのとれた勉強をすることがセラピストのお仕事にとって大切であるといえるでしょう。