哲学者の生活

一日の流れ

ここでは、哲学科の教授の1日をご紹介します。

6:30

起床・朝食・身支度

8:00

研究室に出勤。なるべく早く到着し、すっきりした頭で研究に臨めるように準備します。

9:00

論文執筆開始。思考がクリアな午前のうちにまとまった時間を執筆にあてます。

10:30

休憩(15分程度)。コーヒーを飲むなどして一時休憩。同僚と談笑してリラックスすることも。

10:45

学部での講義。講義の形式はまちまちで、大教室で100人以上の学生を相手にマイクを使って行うこともあります。

12:15

昼食

13:00

大学院のゼミナール。大学院の授業は少人数で議論を行うゼミナール形式がほとんど。

14:30

新着論文の確認、読書。その他、メールチェックやスケジュール確認やら、講義の準備等、細かなことを行います。

16:30

論文再考。少し時間をおいて自身の論文を読みなおし、加筆、修正を加えます。

18:00

退勤

19:00

夕食・入浴など

21:00

読書をしたり、ブログを書いたり映画を見たりと就寝前の時間はゆったりと過ごします。こういう時間に思わぬひらめきがあったりします。

23:00

就寝

規則正しい生活

かの偉大な哲学者カントは生涯を独身で通し、極めて規則正しい生活をしていたことで知られています。

早朝に起き、午前中は仕事に専念し、帰宅後は必ず決められた時間に散歩に出かけたといいます。

あまりにも時間に正確なので、人々はカントの姿を見て時計の針を直したとまでいわれています。

夕方には人々を集め会食という形で1日に1度の食事をとります。食事中は哲学や学問の話をすることを厳禁とし、終始世間話に花を咲かせることで頭を休めたようです。

このような規則正しい生活が思考のリズムを整え、カントを哲学者たらしめる一助になったといえるでしょう。

論文執筆がメイン

哲学者の本分は自身の研究成果を論文として発表すること。疲労のない午前のうちに取り組む人が多いようです。

関連する資料整理や読書は午後にゆっくりと行うなど決まったリズムで一日を過ごすことを心がけます。

会話やSNSを楽しむ

哲学者は他者との会話を重要視しており一日の中で何度も談笑の時間を取ります。

一見休憩しているように見えますが、会話にちりばめられた思考の材料をキャッチすることは怠りません。

またブログやTwitterなどで自身の考えをざっくばらんに発信し読者の反応を見て研究の参考にすることも少なくありません。

研究活動が孤独なものである一方でなるべく他者の中に身を置く時間を取ろうという姿勢を持つ哲学者は多いようです。