鉄道会社社員の給料・年収

平均年収

国土交通省の平成25年版鉄道統計年報によれば、JR7社と大手私鉄全体の平均年収は680万円と公表されています。

一方、公営鉄道事業者全体の平均年収は720万円となっており、民間よりも公営の鉄道事業社のほうがやや給与水準は高めとなっているようです。

鉄道会社では、基本的に勤続年数と役職や階級が上がれば、給料も上がっていくしくみになっています。

また、職種によっても若干給与水準にバラつきがあり、現業職の場合、駅員よりは車掌、車掌よりも運転士のほうが高い給料をもらえるようです。

全体としては、地方の鉄道会社よりも都市部を走る電車を運行する鉄道会社、また中小よりも大手鉄道会社のほうが年収は高めの傾向にあるようです。

夜勤が入る職種に就いている場合には、基本給のほかに夜勤手当が別途支給されます。

なお、昇給は年1回、賞与は年2回支給となっている企業が大半です。

初任給

鉄道会社社員の初任給は、勤める会社や職種、学歴などによって異なっています。

以下に、各社の初任給(月給)の例を挙げます。

JR東日本

【ポテンシャル採用(総合職)】
2015年度実績、東京23区内勤務の場合

・修士了:235,750円
・大学卒:215,510円
・高専卒:198,145円

【プロフェッショナル採用】
・修士了:211,715円
・大学卒:203,780円
・短期大学または専修学校(修業年限2年以上の専門課程の場合)および高等専門学校卒:195,845円

小田急電鉄

【総合職】
2015年4月実績
・院卒:221,300円
・四大卒:210,300円
・大卒(院了) 月給212,200円以上

【エキスパート職】
2015年4月実績
・四大卒:191,200円
・短大および専門卒:185,200円
・高校卒:176,100円

東京メトロ

【総合職 事務系・技術系】
2015年4月実績
・大卒(院了):月給212,200円以上

福利厚生

鉄道会社の福利厚生は、大手企業を中心に比較的充実しているといわれています。

たいていの企業で、雇用保険、厚生年金保険、健康保険、労災保険といった各種社会保険が完備されているほか、寮や社宅、保養所の利用、また社内預金制度、財形住宅貯蓄制度、持株会などの各種制度を利用することができます。