テニス選手にとってのスポンサー

獲得賞金だけで生活しているプロはほとんどいない

プロのテニス選手は、さまざまな大会に出場して賞金を稼ぎます。しかし、大会で獲得する賞金だけで生活ができているプロ選手はほとんどいません。

ふだんの生活費にくわえ、大会に出場するための旅費や滞在費、コーチやトレーナーと契約すれば、その契約料もかかります。しかも、初戦敗退では、賞金ももらえません。

ほとんどのプロ選手はスポンサーと契約している

多くのプロ選手は、それらの経費を負担してくれるスポンサーと契約しています。

大会やマスコミに登場して、スポンサーの名前を宣伝したり、イメージアップに貢献する代わりに、テニスをするために必要な経費を負担してもらうのです。

所属契約

スポンサー契約は、大まかに次の3つに区分されています。

たとえば、錦織圭選手は、「日清食品所属」となっています。錦織選手は、2008年から日清食品とスポンサー契約を結んでおり、2012年4月から3年間の所属契約を結んでいます。

選手が大会に出場すると所属団体とともに紹介されたり、各種イベントにも参加するため、もっとも宣伝効果が高く、契約料も高くなっています。

もちろん、選手の実力に応じて契約料や契約の中身も違ってきます。サラリーマン並みの契約料で所属契約を結び、プロ活動している選手もいます。

用品使用契約

2014年現在、錦織選手は、ラケットはウイルソン、シューズはアディダス、栄養ドリンクはウイダーinゼリーと使用契約を結んでいます。

また、時計はタグ・ホイヤー、クレジットカードはジャックス、航空会社はデルタ航空とも契約を結んでいます。

それぞれスポンサーが、その企業の用品を無償で提供し、使ってもらう代わりに、契約料を払うというものです。

選手の実力によっては、契約料がわずかな金額で、用品だけを無償で提供するケースもあります。

ウェア(ロゴ)契約

錦織選手のウェアや帽子には、「ユニクロ」のロゴが入っています。世界で「ユニクロ」ブランドを展開するファーストリテイリングと、ウェア契約を結んでいるからです。

選手によっては、ウェアの袖や胸にロゴマークを入れる契約をして、契約料をもらっているケースもあります。