テニス選手になるために必要な実力

盛田ファンドの対象は中学生だけ

「世界で通用する日本人選手を育てよう」と、2000年に設立された盛田ファンド。

中学生がアメリカへ留学するための資金を提供していますが、設立する前、盛田ファンドでは支援対象として中学生と高校生を考えていました。

ところが、受け入れ先のニック・ボロテリー・テニスアカデミーが、「高校生では遅い」と拒んだことで、現在の応募対象は中学生だけとなっています。

プロになるのはジュニア時代の成績優秀者

日本でも、プロになるテニス選手は、ほとんどがジュニア時代に好成績を残した人たちです。ジュニア時代に実績を残した選手が、高校卒業までにプロに転向するケースが多いようです。

その一方、大学までテニスを続けた選手が、卒業後、プロに転向する選手は少ないです。

大学時代にトップレベルだった選手でも、アマチュアとして、あるいは趣味としてテニスを続けている人が多くなっています。

全国レベルの実力があれば、プロになることは可能

では、ジュニア時代に好成績を残さなければ、プロになれないかというと、そんなことはありません。

「プロ宣言」をするのは、自由です。高校や大学時代、全国レベルで活躍していた選手なら、賞金の出る大会に出場するチャンスはあります。

日本国内でも賞金を稼ぐことができる

プロになると、実力に応じた大会に出場して賞金を稼ぐと同時に、ポイントを獲得します。そして、稼いだポイントによってランキングされていきます。

日本の大学生は、トップクラスの選手で世界ランキングの400〜800位くらいです。世界ランキング300位以下の選手は、フューチャーズシリーズや若手の出場するサテライト・サーキットに出場します。

日本でも、このフュチャーシリーズは開催されており、参加して賞金を手にすることもできます。

スポンサーや所属先を見つけることが大切

プロ選手として活動するには、交通費や宿泊費などの経費、トレーニングするための環境が必要になります。そのため、スポンサーや所属先を見つけることが大切です。

とくに、テニス選手を支援してくれる企業に見込まれ、支援を受けられるかどうかが大きなポイントになります。

もちろん「フリー」で活動しているプロもいますから、活動費用や練習環境を自分で用意できれば、所属先がなくてもプロになれます。