鉄鋼メーカー社員の年収はいくら? 給料についてくわしく解説

平均年収

鉄鋼メーカーの平均年収は、500万円~600万円程度となっているようです。

ただし、企業によってだいぶ差が出ており、日本の鉄鋼メーカーを代表する「高炉メーカー4社」の一部は、業界平均よりもずっと高い平均年収となっています。

鉄鋼メーカーは大手から中小企業までたくさんあり、基本的には売上高が大きな企業のほうが給与面もよい傾向にはあるようです。

経験を積んで役職がついていけば、基本給がアップすると同時に役職者としての手当なども付くようになります。

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職種によって給料は変わる

鉄鋼メーカーには、大きく分けると事務系や技術系の「総合職」として採用されている人と、製鉄所といった各事業所で「技術職」に携わる人の2通りの人がいます。

おもに大学および大学院の卒業・修了者を対象として、ジョブローテーションも経験しながら幅広い業務に携わっていく前者と、高等専門学校卒業者を対象とする後者では、たいてい初任給に差がつけられています。

その差は、3万円~6万円程度となっていることが多いようです。

なお、冒頭で挙げた平均年収は、こうした技術職の人の給料まで含めた数字となっているため、総合職だけで見ていくと、その数字はもっと大きなものになると考えられます。

諸手当、福利厚生・待遇について

鉄鋼メーカーの諸手当としては、時間外手当、深夜手当、通勤交通費、営業職手当、勤務地手当などが代表的なものとなります。

福利厚生については、社会保険雇用保険、健康保険、厚生年金、介護保険、労災保険、社宅や寮の完備、保養所、財形貯蓄、団体保険、企業年金制度、住宅融資制度、持株制度などが挙げられます。

福利厚生の内容は企業によってだいぶ異なりますが、大手はかなり充実させていると同時に、より働きやすい組織づくりや会社の魅力付けの一環として独自の制度をつくり、導入している企業も増えつつあります。