探偵の存在意義

探偵は何をしている?

探偵は、企業や人などから依頼を受けて、さまざまな問題や状況について詳しく調査したり、相談者の周辺で起こっているトラブルを解決に導いていく仕事です。

一見、警察とも近しい仕事のように思えますが、警察が「刑事事件」を取り扱うのに対し、探偵は主に警察が扱えない「民事事件」を取り扱うことが、両者の大きな違いです。

私たちが日々社会生活を送るうえでは、大小さまざまなトラブルが起こりますが、それらすべてを警察に訴えることは不可能といえるでしょう。

そんなとき、警察に代わって相談者の話を聞き、トラブルの原因を調査したり、解決していくことが探偵の役割です。

つまり、探偵は事件を解決するのではなく、あくまでも個人的な悩みごとやトラブルを解決するのです。

具体的には、浮気や不倫といった男女の恋愛に絡むもののほか、身辺調査や素行調査、人探し、あるいは住民トラブルや借金問題など、さまざまなケースに対応します。

探偵はなぜ必要?

探偵は、その職務の特性上「秘密保持」が求められるため、どうしても仕事内容に関する情報が表に流れにくく、何となくブラックな存在であるだとか、怪しげなイメージを抱く人もいるかもしれません。

しかし現在、日本で探偵業を開業するためには公安委員会への届出が必須となっており、各探偵社は法に基づいた形で業務を行っています。

もともと、映画や小説の中に登場するイメージが根強かった探偵ですが、近年は職業の一つとしての認知度も、徐々に高まりつつあるといえるでしょう。

なお、探偵は警察とは異なり逮捕権限がなく、武器を使用することもできませんから、実際にトラブルを解決する方法には限界があります。

しかし、警察が介入できない民事事件に対応することができることが、探偵の最も大きな特徴といえます。

人が抱えるさまざまなトラブルを解決し、社会を陰から支えている存在だといえるでしょう。