探偵のつらいこと、悩み

結果がすべての仕事

冷静で知的なイメージが持たれがちな探偵ですが、実は実力勝負の厳しい仕事でもあります。

探偵の仕事はすべて「結果」で評価されます。依頼人から相談を受けたことに対し、確実に応えることができなければプロとしては認めてもらえません。

たとえば「夫が浮気をしているようだから、証拠をとらえてほしい」という依頼があったとします。

すると、探偵は普通、何日も、何週間もかけてターゲットの尾行や張り込みを続けることになりますが、そう簡単にはうまくいかないケースも多々あります。

しかし、もし思うような成果が出ない場合でも、簡単に「できませんでした」と言うわけにはいきません。

また、いくら探偵が「うまくいかなかったけれど、これだけの時間をかけてがんばったんです」とアピールしようが、成果が出ない限り、相談者にとっては何のメリットにもなりません。

探偵が受ける依頼内容はさまざまであり、たとえ同じ「素行調査」であっても、その状況や背景は案件ごとに異なるため、非常に難しさを感じるときもあります。

しかし、どんな依頼に対しても確実に結果を出せる探偵にならなければ、生き残っていくのは難しいのです。

そんなプレッシャーや責任の重さと闘いながら、探偵は日々スキルアップを目指しています。

生活時間が不規則になる

探偵になると、どうしても不規則な生活を送ることになりがちです。

相談者からの依頼内容によって、いつ行動すべきかどうかは異なってくるため、決まったスケジュールを立てるということが非常に難しいのです。

たとえ事前に計画を立てていても、調査中に急にターゲットの動きが変わったら、探偵も臨機応変に対応しなくてはなりません。

場合によっては24時間体制で張り込みを続けたり、深夜や早朝に動かなくてはならないこともあります。

探偵の仕事は、ただ机に向かって毎日同じことをこなすルーティンワークではないため、刺激的な日々を過ごすことができますが、変化があり過ぎて疲れてしまうこともあるかもしれません。

一度現場に出ると何時に仕事が終わるか読めないところもあるため、よほど探偵の仕事が好きであり、「任された仕事はきちんとやり遂げる」という強い責任感がある人でなければ、なかなか続かない仕事です。