宅地建物取引主任者の資格の特徴

比較的取りやすい資格

宅地建物取引主任者の資格は、合格率は20%に満たないものの、その受験生の中には「会社に言われたからとりあえず受験組」や「ずっと受からないけど惰性で受けている組」も多数存在するので、実際の合格率はもっと高いです。

難易度もそれほどの高さではなく、独学で合格する人も多くいます。また、試験は四肢択一ですし、受験資格もありませんので、比較的取得しやすい資格といえます。

また、10万円もあればお釣りがくるくらいの費用で試験合格後の登録まででき、絶対的な実務経験や極端に高い講習費用がかかるわけではないので、その点でも安心の資格といえます。

独占業務もある

宅地建物取引主任者には独占業務が認められています。それは、「重要事項の説明」「重要事項説明書への記名・捺印」「契約書への記名・捺印」です。

「重要事項の説明」とは、売買や賃貸の契約の前に、対象となる不動産がどのようなものかを買い手や借り手に説明することです。

不動産は高額な商品であるうえに、複雑な権利関係が入り組んでいる場合も多くあり、また、各種の法令でさまざまな規制がかけられていることも多いことから、契約の前に一定の内容について説明することが法律上求められます。

これを行えるのは宅地建物取引主任者のみです。

そして、「重要事項説明書への記名・捺印」は、これを説明するときの書面に対して、宅地建物取引主任者の氏名を書き、その者のハンコを押すことです。

これらは、宅地建物取引主任者のみに認められる独占的な仕事なのです。

更新が必要

宅地建物取引主任者の免許の有効期限は5年で、更新するには講習を受けなければなりません。この講習は法定講習と呼ばれます。

不動産を取り巻く環境は時々刻々と変化していきます。それは、法律や規制となってあらわれますし、新たなトラブルも発生したりもします。それらを定期的に確認して、知識がすたれていかないように、この法定講習があります。

この法定講習には11,000円かかりますが、勤務先によっては会社が負担してくれることもあります。

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