宅地建物取引主任者になるには

受験資格は不要で門戸は広い

宅地建物取引主任者の資格試験は、受験資格がありません。受験手数料7,000円さえ払えば、誰でも受験することができます。

また、専門資格ではあるものの、比較的受験内容がやさしいことから受験生が多いのも特徴です。そのため、受験に当たっては門戸の広い資格といえるでしょう。

受験内容は?

受験内容は、大きくは「権利関係」「法令上の制限」「宅建業法」「その他」の4分野に分けられます。

「権利関係」は民法・借地借家法・不動産登記法がメインですし、「法令上の制限」は都市計画法・建築基準法・土地区画整理法・国土利用計画法などです。

「宅建業法」はより細かく出ます。宅建業法本体のほか、施工令や施工規則といった細かい規定も出題されます。「その他」は、不動産にかかわる税関係や統計、不動産の価格の評定について出ます。

これらを四肢択一・合計50問解くのが、宅地建物取引主任者試験なのです。

登録には実務経験 or 登録実務講習が必要

宅地建物取引主任者は、試験に合格するだけでは宅地建物取引主任者を名乗って仕事をすることができません。試験合格後、登録をして宅地建物取引主任者証をもって、はじめて宅地建物取引主任者といえるのです。

そして、この登録をするのには要件があります。その要件とは、実務経験2年以上、または、登録実務講習を受講して終了することです。

登録実務講習は「通信講座」「演習」「修了試験」になりますが、普通に取り組めばついていけますし、修了試験に落ちることはまずありません。

ですが、試験合格後に数々の費用がかかります。先ほどの登録実務講習で2〜3万円かかるのを皮切りに、登録料37,000円、主任者証の発行に4,500円かかります。

つまり、受験手数料の7,000円まで含めますと、実務経験がある人でも総額で5万円程度かかりますし、実務経験がない人は7万円程度もかかってくるのです。

以前よりも下がってはいますが、合格後もお金がかかることは認識しておきましょう。

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