宅地建物取引主任者の大変なこと、苦労

雑用係・肉体労働的な面も

宅地建物取引主任者の仕事で、賃貸アパートや賃貸マンションの管理をすることがあります。

そのようなときに、退去後の清掃や補修工事は専門の工事業者にお願いしますが、入居中にちょっとしたことで対応しなければならないとき、自前でやらざるを得ない場合があります。

たとえば、蛇口から水の出が悪いから見てほしいと言われたものの、水道屋と連絡が取れない、入居者からはすぐ来いと言われているとかいう場合には、直せる・直せないは別にしてもすぐに飛んでいって、フォローしなければなりません。

これを怠るとクレームに発展して、最悪評判を落としかねませんから、結構ばかにできないものなのですが、行ってみれば元栓がなにかの拍子で少し多めに閉まってしまっていたとか、そんなこともよくあります。

こんな雑用も日常茶飯事ですし、不動産の現地調査や土地の管理では、真夏の暑い日に現地に出向いて草を刈りながら…なんてこともあるものです。

複雑なクレームに困惑することも

クレームの中には、複雑な法律関係が絡んだりして面倒になることもあります。

そうならないために、一定の知識を学び、定期的に講習会や学習会を受講し、また、一定のフォーマットを使用することにより、クレーム発生のリスクを下げるようにはつとめますが、それでも出るときは出てしまうのがクレームというものです。

中には、弁護士で困ってしまうような難しいものが出てくることもありますが、自分がたずさわる仕事に関しては、最低限、法律に書いてあることや、判例(裁判で確定したケース)の知識を持っていないと、恥ずかしいという程度で済まない場合も出てきてしまいます。

景気に振り回されて大変

不動産関係の仕事に従事する者の宿命ですが、ものが高額であり景気動向に敏感という性質をもつため、その取引にたずさわる宅地建物取引主任者の仕事は、量・質ともに非常に景気に振り回されます。

景気がよければ仕事は多くて休みは少ない、景気が悪ければヒマ疲れ、といった感じでなかなか「ちょうど良い」というのが難しいのが、この仕事の性質です。

仕事体験談