宅地建物取引主任者試験の難易度、合格率

近年の合格率の推移(公表値)

宅地建物取引主任者は毎年25万人前後が出願して20万人弱が受験し、合格するのは3万人程度です。つまり、合格率は例年16%程度になります(合格者3万人/受験者20万人弱)。

宅地建物取引主任者試験の合格点は特に定まっておらず、例年ですと32点〜36点がボーダーラインといわれています。

これは、おおむね合格率が15〜17%になるように調整されているとのことから、合格のボーダーラインで調整しているようです。

実際の合格率は公表値ほど悪くない

しかし、この合格率はあくまで計算上の合格率にすぎないと言えます。というのは、毎年25万人前後が出願する人気資格であり、本腰を入れている方ばかりでないと考えられるからです。

また、不動産会社によっては宅地建物取引主任者をもっていない社員に強制的に受けさせているところもあることから、消極的理由での受験者も多数いることと想定されます。

そうしたことを割り引いて考えれば、実際の合格率(本気受験モードの方の合格率)はもっと高いはずです。

試験の一部免除について

宅地建物取引業に従事する者(単なる社員ではなく従業者名簿に記載されている者)は、登録講習を受け修了試験に合格することによって、宅地建物取引主任者試験のうち5問が免除されます。

その5問とは以下の二分野からです。
・宅地及び建物の需給に関する問題(問46〜48:例年)
・土地の形質,地積,地目及び種別並びに建物の形質,構造及び種別に関する問題(問49・50:例年)

ただし、これは登録講習の修了試験の合格から3年以内のみ有効です。

また、宅地建物取引業に従事していないと、これは受けられません。そもそも、宅地建物取引業に従事していればこれらは免除されなくても解けて当然の問題ですので、あまりうま味がないように思います。

さらに言えば、異業界から転職目的で資格を取得する方や学生にとっては、少々不公平な制度といえるかもしれません。

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