システムエンジニアになるための学校(大学学部、専門学校、高等専門学校)

専門学校

工学、情報処理関連について学びたいという場合には、専門学校が選択肢にのぼってきます。

IT系の専門学校は全国にたくさんあり、ここを卒業してシステムエンジニアとなる人が多くいます。

専門学校の修業期間は多くが2年間となっています。

限られた時間で実力を身につけるため、そこでは理論よりもプログラミング技術など実践的な授業が多く行われています。

「基本情報技術者」や「マイクロソフト オフィススペシャリスト」などの資格取得を目指した講義や、就職をより強く意識したカリキュラムが組まれていることが多いのが、専門学校の特徴です。

大学

専門学校と同様、大学でもIT関係の知識や技術を学ぶことができます。

大学の特徴は、専門学校よりもアカデミックに、理論にも重点を置いた教育がなされていることです。

専門教科では、システム工学やデータベースの構築方法など、技術的な理論についての科目が用意されています。

もちろん理論ばかりではなく、実践的な力を身につけるため、最近では専門学校のようにプログラミングなど実践的な科目も多く設置する大学も増えているようです。

加えて、工学や情報処理のみならず、語学や幅広い一般教養を身につけることができるのも、大学ならではの特徴だといえるでしょう。

4年制の大学の場合は専門学校に比べると履修期間が長くなりますし、そのぶん学費もかかります。

しかし、大卒という学歴が得られるぶん就職活動の際の選択肢は広がるので大学に進学するメリットは十分にあるといえます。

大学の学部

それでは、大学でシステムエンジニアになるための勉強をする場合、どのような学部や学科に進学するとよいのでしょうか。

最もオーソドックスな道としては、理系の「理工学部」や「情報工学部」を選択し、「電気工学科」「電子工学科」「情報システム学科」「情報科学科」などの学科で学ぶという道があります。

大学によっては大学院でも同様のコースを設けていることがありますし、海外への留学制度や企業で就業体験をするインターンシップの制度が充実していることがあります。

より専門的な知識を習得したい人はこのようなルートを探してみるとよいでしょう。

卒業生が活躍している実績がある大学であれば、就職活動の際に企業への推薦を受けられることもあります。

高等専門学校

工学、情報処理関連の学校としては「高等専門学校」というものもあります。

高等専門学校とは、中学校を卒業した後に入学が可能な学校で、修業期間は一般の高校と異なり「5年制」になります。

高等専門学校は工学・技術系の専門教育を行う学校が多く、卒業すると「準学士」という学位をとることができます。

まったく異なる分野からシステムエンジニアになる人も

なかには、文系の大学などを卒業していながら、情報システムの部署で実務をこなすうちにシステムエンジニアとなる例もあります。

専門知識があったほうがいいことは間違いありませんが、工学・情報処理関連の学校を卒業することは、必ずしも必須のルートではありません。

実際、文系出身者のシステムエンジニアが高いコミュニケーション能力などを生かして、よい仕事をしているという話はよく聞かれるところです。

システムエンジニアは、絶対にこの道を進まなければなれないという職業ではありません。

そのため、学校を選択する場合は、自分の将来の理想を頭に置いたうえで、学びたいことやカリキュラム、就職状況など複合的に考えたほうがよいでしょう。

なお、専門学校や高専の場合、実践的な授業が行われるため技術や知識が身につくというメリットがありますが、大手のソフトウェアメーカーなどでは、4年制大学を卒業することが応募資格になっているところもあるため注意が必要です。

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