水泳選手に必要なこと、求められること

身体を一直線にすること

水泳選手に必要なことに、伸ばした手の先から足先まで身体を一直線にできることがあります。

身体を一直線にできれば、泳いでいても水の抵抗を受けにくいのです。

たとえば、バサロで泳ぐ際、できるだけ身体の凹凸を少なくし、魚の流線形に近づければ、より楽に泳げます。泳いでいてもロスが少なく、スピードに乗れるということです。

体幹の強さと筋肉の柔軟性

じっさい、トップ選手ほど、水の中で身体を一直線にできているそうですが、誰にも簡単にできることではありません。

体幹が弱ければ、できませんし、体幹を鍛えても、身体のあちこちの関節が柔らかくなければできません。

本人は身体を一直線に保っているつもりでも、筋肉が柔らかくて、かつ、それなりの筋力がなければ、なかなか美しい一直線になれません。

筋肉が柔らかくなければ、自分の思い通りに身体をコントロールできませんし、筋力がなければ、全力で泳いだり、レース中に一直線をキープできません。

レース中、身体を一直線に保ちたいなら、筋肉を柔らかく保つと同時に、体幹を鍛えることが必要です。

そして、ふだんから身体を一直接に保つ練習を重ね、その様子を他人にチェックしてもらっておくことが大切です。

自分のすべてを見つめ直すこと

どんなに優秀な選手でも、スランプに陥ることがあります。がんばって練習しても、タイムが伸びなくなるのです。

水泳選手として成長すればするほど、タイムの伸びは小さくなります。伸び代が小さくなるので、タイムが頭打ちになっても仕方ないのですが、その壁を越えなければ、さらなる成長はありません。

その際、大切なのが、自分を見つめ直すことができるかどうかだといわれてます。

フォームはもちろん、性格や考え方から日頃の行動まで、じっくりと見つめ直し、何かを変えることで、壁を乗り越える選手がいます。

自分の弱さをさらけだすこと

水泳界では、他人に弱みを見せたり、本音を言える人は、自分を見つめ直すことができるといわれています。

反対に、親しい友人に対しても自分をさらけ出せないタイプは、自分の弱点に気づけないといいます。

トップ選手が、タイムを0.1秒縮めようと思っても、自分にできることは限られているでしょう。でも、その一つが、自分の弱さに気づき、それを変える努力をすることなのです。

10代や20代の若い選手がそれを求められます。

ふだんから、自分をさらけ出せるかどうかが、自分の弱さと真正面から向き合えるかどうかの、大きな分かれ目といわれています。