寿司職人の見習い、弟子入り

弟子入りとは

最近は寿司職人を養成する専門学校が登場し、短期間で基礎を学び就職の斡旋もしてくれると話題ですが、弟子入りは就職とは異なります。

自分の目指す将来像に近い寿司屋に赴き、店主と直接交渉して学ばせてもらうのが弟子入りです。

就職は仕事の対価として給料をもらいますが、弟子入りの場合は技術を体得させてもらうという色が強いため、収入は少なめです。

しかし、一生ものの職人の技術を徹底的に叩きこまれます。

寿司職人の仕事は見習いから始まる

店に入ったら見習いから始まります。1年目は洗い場やホールを主に担当しますが、掃除も欠かせない仕事です。

徹底した衛生管理が求められる職場では、食材はもちろん食材を扱う人間も衛生に気をつけなければいけません。

その意識を身に付けるために、見習いは掃除のクセ付けをさせられます。

うまく掃除ができるようになると細かいところまで目を届かせることができるようになるうえ、整理整頓も身につきます。

簡単なことかもしれませんが、掃除は寿司職人の基本ですので重要な作業です。

見習い開始後、半年が経つころから包丁を扱わせてもらえるようになります。

見習いが始まったからといってすぐに握らせてもらえるということは少ないので焦りもあるかもしれませんが、職場環境に慣れてから少しずつ先輩に手ほどきを受けるのが定石なのです。

何年もの修行期間の中で、少しずつ任されることが増えてきます。

弟子入りのメリット

寿司職人の養成学校では、職人としての基礎は学べるものの実地経験においては圧倒的に不足しています。

したがって、高度な職人技や接客スキルが必要な高級寿司店やカウンター中心の店では即戦力になりにくいのが実情です。

やはり現場に1日でも早く入り、先輩の指導をしっかり受けながらその店のやり方を体に染み込ませることが一人前になるための近道です。

海外で寿司職人になりたい人はともかく、国内で技術を学びたいのであれば養成学校よりも弟子入りをして経験をたくさん積むことをおすすめします。