スタイリストとファッションコーディネーターの違い

ファッションコーディネーターとは

ファッション業界ではさまざまな職種の人が働いていますが、そのうちスタイリストとしばしば混同されやすいのが「ファッションコーディネーター」です。

ファッションコーディネーターは、その名前からファッションをコーディネートする仕事、つまりスタイリストと同様の仕事内容と考えられることが多いようです。

しかし、正確にいえばファッションコーディネーターは、スタイリストのようにモデルなど特定の人に対する服のコーディネートを行うのではなく、アパレル業界においてマーケティングや商品企画、販売促進などの役割を担います。

スタイリストとの大きな違い

このように、スタイリストとファッションコーディネーターは、まず仕事内容そのものに大きな違いがあります。

ファッションコーディネーターの場合、アパレルメーカーや小売企業、企画会社などに所属し、そこの社員として働く人が大半です。営業職や事務職など、一般的な会社員のイメージに近いといえるかもしれません。

また、「デザイナー兼ファッションコーディネーター」であったり、「営業兼ファッションコーディネーター」のような役割を担う人もいます。

自社の経営戦略やプロジェクトの全体を踏まえて、世の中でどのようなニーズがあり、どのような商品を作ったり仕入れて売ればいいかなど、広く調整を図っていくのがファッションコーディネーターです。

一方、モデルやタレント、あるいは一般の人にファッションを提案するスタイリストは、事務所に所属するかフリーランスで活躍する人が大半を占め、会社名というよりは「スタイリスト自身の名前」で仕事をすることが多くなります。

どちらもファッションに関わる仕事ではありますが、両者は仕事内容のみならず、働き方も大きく異なるといえるでしょう。