スタイリストの留学

海外でファッションをどう学ぶ?

いま海外で活躍する日本人スタイリストを見ると、日本で積み上げた実績を強みに、海外へ活躍の場を広げていくといった流れが大きいようです。

一方、ほぼ経験のないところから海外のファッションスクールに留学し、現地で最先端のファッションを学び活躍の礎にすることも可能です。

たとえばニューヨークの場合、ファッション専門大学やカレッジなどの教育機関が複数あり、世界中からスタイリストやファッション業界を目指す留学生が集まっています。

フランスなどヨーロッパ各国にもファッション系の学校は存在しますが、ヨーロッパの場合はファッションビジネスよりもデザインを主眼に置いたカリキュラムが多いようです。

また、ファッション関連の専攻数ではニューヨークが圧倒的とされています。

中には語学力がさほどなくても入学できる学校もありますが、最終的にアメリカで就職を目指す場合は大学への正規留学が勧められており、こういった場合、TOEFLのスコアやポートフォリオ提出が求められることもあります。

もっと短期間で学びたい場合は、ファッション専門大学の「サーティフィケート取得留学」といった制度による1年以内の留学が可能です。

滞在期間中、あるいは留学後に現地企業でインターンシップ(就業体験)ができることもあります。

こういった制度の内容は、留学斡旋(あっせん)会社によっても異なるため、よく確認してから留学を考えるとよいでしょう。

語学力はスタイリストの大きな強みに

いずれ海外で働きたいと考えているのであれば、英語など外国語のスキルを磨いておくことが大切です。

スタイリストはモデルやカメラマンたちと密なコミュニケーションをとりながら仕事を進めるため、自分の考えをわかりやすく伝えたり、相手の要求をきちんと理解するにも語学力は必須。

たとえセンスがあっても、会話がままならないようであれば致命的といえます。

なお、外国語のスキルは日本で働く場合でも生かすことができます。

雑誌や広告などに出演するモデルは、外国出身の方も少なくありませんし、語学ができることでそういった仕事を優先的に回してもらえる可能性も高まります。

まずは日本でファッションを学びながら語学力を高め、海外の人と関わる仕事を経験し、海外に飛び出せるチャンスを待つ、といったことも考えられます。

スタイリストと語学は一見結びつかないように思われますが、この先、語学力を持ったスタイリストはさらに活躍の幅が広がっていくでしょう。

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