スタイリストの面接

スタイリストアシスタントになるための面接

服飾の専門学校を出て、いきなりフリーのスタイリストとしてバリバリ仕事ができる人はほぼ皆無です。

普通はまず、第一線で活躍するスタイリストの弟子になったり、スタイリスト事務所に所属し、アシスタントとしてスキルアップしてから独立を目指すことになりますが、個人に付く場合でも事務所に入る場合でも、面接試験はほぼ必ず行われます。

「有名なスタイリストのアシスタントになりたい!」という人はごまんといます。中には1回のアシスタント募集につき、100人以上の面接をこなすスタイリストもいるそうです。

そういった中から選ばれるのは多くても数人程度、少なければ1人しか採用されないこともあります。

では、どうすれば面接をクリアできるのでしょうか。

筆記試験のようにわかりやすい数字で判断できれば簡単ですが、学校を出たばかりの段階では、知識や実力にそこまで差がないことのほうが多く、熱意や仕事に対する姿勢、体力、センス、ポテンシャルなどで判断されることが多いようです。

ただし、残念ながらセンスやスキルだけで採用されるとも限らないのがスタイリストの難しいところです。

「フィーリングが合わない」と判断されてしまえば、その時点で採用される可能性は限りなくゼロに近くなるでしょう。

スタイリストは個性的で、感性を重視する人も少なくありません。「人間性が合うかどうか」といった微妙なところで判断されるのは悲しいかもしれませんが、これも縁だと思って割り切るしかないといえそうです。

なお、スタイリストは深い洞察力、つまり「見る目」を持っています。そのため、上辺だけで適当にうまいことを言ったり調子を合わせたりしても、見抜かれてしまうことが多いでしょう。

積極的に動く姿勢をアピール

「この人に付きたい」というスタイリストがいた場合、メールや手紙などでアプローをチし、会ってもらえることになれば面接のようなものが行われます。

ただ話すだけではなく、スタイリストの撮影へ同行し、アシスタントの役割をこなしながら、その動きによって合否を判断されることもあります。

スタイリスト事務所の場合は、1ヵ月程度の研修期間中にさまざまな撮影現場に同行し、そのがんばり具合などによって合否の結果が出るといったこともあるようです。

どのような場合であっても、第一線で活躍するスタイリストたちは多忙です。

いくらアシスタントといえども手とり足とり教えていくのは難しく、「自分で技術を盗んでくれ!」といったくらいに考えていることが多いです。

「何もかも教えてほしい」といった受け身の気持ちでいると、合格はなかなか難しいかもしれません。

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