スポーツトレーナーの役割

チーム作りに深く関わる

スポーツトレーナーの役割は、スポーツ選手を体の面からサポートすることです。

活躍の場はプロチームや企業チーム、地域のクラブ、さらには学校のクラブ活動までさまざまですが、個々の選手のケアからチーム全体のパフォーマンスの向上まで担当して、チーム作りに深く関わっています。

直接的には心技体の「体」を担当

スポーツの現場では、よく「心・技・体」という言葉を聞きます。スポーツトレーナーは、そのうちの「体」が直接の担当となります。

選手の身長を伸ばすというのは難しいですが、体重や筋肉量を増やして体を大きくするためのサポートはできます。選手の将来を見据えた体作りは大切な役割です。

日々の体調管理はもちろん、ケガを治したり、リハビリに付き合うのも大事な仕事です。

近年は筋肉を柔らかくして、選手が思い通りの動きができるように鍛えるのもスポーツトレーナーの重要な役割となっています。さらには休養や練習での別メニューを指示するのも大切な仕事です。

「体」のケアは、「心」や「技」にも直結

しかし、こうした役割を果たす中で、同時に選手の「心」のケアも必要になります。ケガや故障をして落ち込んだ時のケアはもちろん、競技に取り組む姿勢やモチベーションの維持といったメンタル面の指導が欠かせません。

さらに、選手が取り組むフィジカルトレーニングは、そのまま技術の向上に直結させる必要があります。

つまり、スポーツトレーナーは、「体」を中心にサポートしながら、選手の「心」や「技」についても密接に関わっているのです。

見習い期間は、選手の体に触らせてもらえないことも

チームの選手数が多い場合、一人ではなく、何人かのスポーツトレーナーが役割を分担しながら担当することもあります。

また、経験が必要な仕事ですので、プロチームの新人トレーナーは数ヵ月間、見習い期間として仕事もアシスタントや雑用が中心で、選手の体にはなかなか触らせてもらえないこともあります。

そのため、即戦力としての役割を果たせるよう、インターンシップや学生トレーナーとして経験を積むという人も少なくありません。