スポーツトレーナーに向いている人、適性

裏方として選手の状態を考え、冷静にサポートできる人

スポーツトレーナーに向いているのは、まず、裏方として縁の下の力持ちになれる人です。主役は選手で、スポーツトレーナーは、あくまでサポート役です。

選手の体や心の状態を考え、冷静にサポートできる人が向いています。

自らのスキルや知識、対応力を常に磨こうとする人

また、人間の体というのは、とても奥の深いものです。選手に、最高のコンディションで最高のパフォーマンスをさせるとは、選手ができるだけ自分の思い通りに動ける状態にすることです。

そのためのアプローチ法は多岐にわたり、選手に対してどう指導、サポートするかで、成果には大きな差が現れやすいものです。

昨日よりは今日、今日よりは明日と、自分自身のスキルを常に向上させたいと思う人でなければ、なかなか大成しないでしょう。そうでなければ、チームや選手の信頼を得られません。

トレーニング理論も年々進歩しています。常に新しい理論を勉強すると同時に、選手が戸惑わないように、過去の指導と整合性をもたせながら指導していく力も求められます。

状況を考えて的確にコミュニケーションのとれる人

スポーツトレーナーには、高いコミュニケーション能力も必要です。選手がトレーナーを頼りにするのは、ケガや故障中、あるいは調子の悪い時です。

気分的に落ち込んでいる時、どんな言葉をかけるのか、その選手にとって大きな意味をもちます。

また、同じ言葉をかけても、選手によって受け止め方はさまざまです。調子の悪い時だからこそ、相手の状況や性格、言語理解力などを考慮したコミュニケーション能力が求められます。

さらに、選手の状態について、監督やコーチに報告するのも大きな仕事です。その時点でチームが置かれた状況を理解して、的確に説明できる能力も必要です。

チームや選手の求めに応じて時間を融通できる人

通常、チームスポーツの練習は、基本技術や戦術練習が中心になります。その後、個人の自主トレがあり、練習終了後に体のケアということが多いです。

体のケアは、どうしても後回しになりがちで、トレーナーは、むしろ練習終了後や休日に忙しくなります。

それだけプライベートの時間は減りますが、時間をうまく工夫して、選手が納得するまで付き合ってあげられる人でなければ、スポーツトレーナーは務まらないでしょう。