スポーツトレーナーになるためのインターンシップ

インターンシップは職場体験の場

インターンシップとは、学生が、一定期間企業や団体などで「研修生」として働き、就業体験を積む制度です。

あくまで「研修生」なので、ほとんどが無給です。

でも、実際に働くことで、その職種や仕事、企業、団体のことをより深く知り、自分に合っているかどうか、正式に就職するかどうかをじっくり考えることができます。

日本では、2000年以降に広がり、大学3年生が春休みや夏休みにインターンシップを経験するのが一般的です。そして、大学3年の秋から本格化する就職活動の参考にします。

最近は、短大や専門学校、高校でもインターンシップを導入するところが増えています。

スポーツトレーナーのインターンシップの目的

スポーツトレーナーの場合も、インターンシップを導入する大学や専門学校が増えています。その目的は、大きく2つあります。

1つは、実際に働いているスポーツトレーナーと身近に接することで、自分の仕事としてやっていけるかどうか考えるきっかけにすることです。

その多くは、大学や専門学校の授業の一環として行われています。プロチームや大学、高校などのチームで、見習いとしてチームに帯同するので、スポーツトレーナーの仕事を間近で見ることができます。

専門知識の幅広さ、深さや瞬時の対応力を目の当たりにして、スポーツトレーナーの仕事の大変さを実感します。

アメリカのプロスポーツのスプリングキャンプなど、実際の現場へ参加するインターンシップを斡旋する会社もあります。

一週間ほどの体験ツアーが中心ですが、興味があれば、アメリカのアスレティックトレーナーの仕事ぶりに密着することもできます。

スポーツトレーナーとしての経験を積む

2つめの目的は、インターンシップとして働くことで現場体験を積むことです。

長期間、無給で働くことになりますが、スポートトレーナーとして実際の現場で経験を積むことになります。

最初は雑用係ですが、慣れてくると、少しずつ本職のスポーツトレーナーから仕事を任せてもらえます。こうして現場体験を積むことが、スポーツトレーナーとしてのキャリアになってきます。

スポーツトレーナーとしての働き場所が見つかることも

インターンシップ先で仕事ぶりを評価されれば、正式に採用されたり、他のチームに紹介されることもあります。

スポーツトレーナーとして経験のある人が、よりレベルの高いチームであえてインターンシップとして働くこともあります。

仕事ぶりが評価されれば、欠員ができた段階で正式に契約してもらったり、他のチームから引き抜かれることもあります。

長期に渡って無給で働いたり、斡旋会社を通すと斡旋料を支払うことになります。

しかし、経験が大きな武器になるスポーツトレーナーの場合、無給でもインターンシップで働き、経験を積むことは、将来、大きな意味をもつことが多いです。