健康系インストラクターの資格の種類

運動プログラムを作成し、運動の実践法を指導する

「健康運動指導士」と「健康運動実践指導士」は、厚生労働省所管の公益財団法人「健康・体力づくり事業財団」の認定する資格です。

スポーツジムやフィットネスクラブ、保健所、病院、福祉施設、介護施設などで、健康の維持や改善を目的に運動プログラムを作ったり、運動の実践法を指導します。

「健康運動指導士」とは

「健康運動指導士」は、保健医療機関と連携しながら、対象者の心身の状態に合わせて運動プログラムを作成できる資格です。

生活習慣病の予防や肥満予防のための運動指導、高齢者の運動指導、子どもから大人までを対象とした運動と食育の指導などを行います。

資格を取得するには、「健康運動指導士養成講習会」を受講するか、「健康・体力づくり事業財団」が認定する大学、短大、専門学校などの養成講座を修了し、認定試験に合格することです。

そのうえで、健康運動指導士台帳に登録します。

全国で約1万7000人が資格を取得し、病院や老人福祉施設、介護保険施設などで働いています。

健康運動実践指導者とは

健康運動実践指導者は、健康運動プログラムに基づいて、健康づくりのための運動を実際に指導できる資格です。

受験資格は、「健康・体力づくり事業財団」が認定する大学、短大、専門学校などの養成講座を修了していること。また、体育系の短大や専門学校を卒業して、講習会(9日間)を受講していること。実務経験が3年以上あり、講習会(9日間)を受講していることです。

試験は、指導実技試験(一次)と筆記試験(二次)があります。

指導実技試験の種目は、エアロビクス、水泳・水中運動、ジョギング・ウォーキングの中から1種目を選びます。4〜5名に対して約4分間の指導をします。

現在、健康運動実践指導者の数は全国で2万人を越えています。フィットネスクラブで働く人が最も多くなっています。

他の健康系インストラクター

健康系インストラクターは、スポーツジムや健康センター、福祉施設などで、医療フィットネスの維持や向上のための指導や助言を行います。その中には、ダイエットや肥満対策、アンチエージング、ストレス解消など健康に関する指導が含まれています。

年齢を問わず、健康に関心のある人は多いため、現在、さまざまな健康系インストラクターの資格が制定されています。

その名もズバリ「健康インストラクター」というものから、「ダイエットインストラクター」、「健康体操インストラクター」、「生涯スポーツインストラクター」などたくさんあります。

これらのインストラクターについて学べるスポーツ・健康系の専門学校もたくさんあります。

健康系インストラクター資格をもつ意味

健康系インストラクター資格がなければ、それらに関係する仕事ができないわけではありません。

しかし、高齢社会という現実と、2020年東京オリンピックが決定したことで、今後、ますますスポーツや健康への関心が高まるだろうといわれています。

将来的に、健康系インストラクターの資格を取得しておくことメリットは大きいと考えられます。

ただし、健康系インストラクターとして生活できるかというと、それはわかりません。現実的な問題としては、スポーツインストラクターの中で、健康関係に興味のある人が取得しておくといい資格といえます。