女性の素材メーカー社員

素材メーカーで女性は活躍できる?

素材メーカーには、鉄鋼、非鉄金属、ガラス、セメント、繊維といったさまざまな素材を扱う会社がありますが、全体としては、女性よりも男性の数が圧倒的に多い業界であるようです。

その背景には、素材メーカーでは「技術職」に分類される仕事も多いため、理系出身の人が集まりやすく、どうしても男性が中心になりがちということが挙げられます。

また、上記で挙げたような素材は「製品の基」となるものであり、一般の生活者にとってそれほど親しみやすいものではなく、女性にとって決してとっつきやすい仕事とはいえないという点も、この業界で働く女性があまり多くない理由として考えられます。

しかし、素材業界そのものは学生の就職先としては人気が高くなっており、もちろん、どのような職種であっても女性が活躍することは可能です。

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職場によって雰囲気が大きく異なる

素材メーカーは、大手企業から中小規模の企業までさまざまありますが、歴史ある企業では、古き良き日本の伝統的な社風が残っているところもあるようです。

文系が活躍しやすい「事務系」の職種では、営業として働く人が多数いるのが素材メーカーの特徴です。

営業スタイルは会社によりまちまちですが、体育会系色が強めのところもあるようです。

一方、風通しがよく、さほど上下関係を気にせず働けるようなフラットな職場もあります。

また、素材メーカーのなかでも、比較的女性社員の比率が高めの職場もあれば、ほとんどが男性という職場もあり、それによって雰囲気もだいぶ異なるようです。

結婚や出産後も働ける?

いまや大半の会社で産休や育休の制度が整えられるようになりましたが、それを積極的に活用して、仕事を長く続けている女性社員もいます。

なかには、産休後の復帰率が100%の企業もあるとされます。

男女の違いはもちろん、さまざまな個性や価値観を持った社員が協力して働けるために、結婚・出産後も女性ができるだけ仕事を辞めずに済むようなしくみを設けている企業も増えています。

女性で素材メーカーへの就職を検討している人は、ぜひ会社のパンフレットや採用ホームページ、会社説明会などの場を通して、女性の先輩の働き方について調べてみてください。