損害保険会社の就職、求人、採用の状況

「総合職」と「一般職」で採用

損害保険会社の社員は、全国転勤や海外勤務をしながら会社の幹部を担う人材へと育成される「総合職」と、地方に根ざしながら地域密着型の仕事をする「一般職」に分けられています。

銀行や保険会社などの大手企業はこの二種類に分けて採用活動を行っているところが多いようです。

「総合職」と「一般職」では、就職試験の応募条件が異なります。

ここでは、それぞれの求人や採用の状況について見てみましょう。

総合職の採用状況

損害保険会社の総合職の名称は企業によって異なり、「全国勤務型社員」や「全域型コース」などとも呼ばれています。

仕事内容は、営業や商品企画、損害調査(査定)などの他に、情報システムの構築や国際業務などがあります。

総合職の場合は、国内はもちろんのこと、海外への転勤もあり、さまざまな地域を飛び回りながら幅広い経験を積んでいくこととなります。

これは将来会社の幹部となる存在を育成するという目的もあり、総合職として採用されるためには大卒以上の学歴や高い語学力などが求められることが多いようです。

新卒採用がメインとなっているため、採用試験は春先に集中する傾向があります。

総合職に対して、一般職の場合は「エリア限定型社員」とか「地域型コース」などと呼ばれています。

一般職の場合は地域限定の社員となり、原則的には住居の転居を伴うような転勤はありません。

このため、総合職のように国際的な事業に携わったり、全国展開する商品開発やキャンペーンに携わったりするような機会はめったに訪れないと思っておいたほうがよいでしょう。

採用は大学卒業以上の学歴を必要とすることが多く、地域に根ざして働きたい人が応募しています。

応募の際の注意事項

生命保険会社や損害保険会社の採用では、総合職にしても一般職にしても、応募資格に「社内に二親等以内の親族がいない方」としているところがあります。

情報漏えいのリスクを防ぐ、縁故採用があると思われるのを防ぐなど、いろいろな目的があるといわれていますが、正確なところはわかりません。

親族に損害保険会社の勤務者がいる人の場合は、応募資格自体がないということもあるので、採用情報をしっかりチェックしたほうがよいでしょう。