損害保険会社の勤務・労働時間・休日・残業

突発的な案件での残業も

損害保険会社は非常に忙しいことで知られていますが、配属される部署によって勤務時間や残業の有無は異なります。

営業の場合は得意先にあわせて流動的にスケジュールを組みながら働くことが多いですし、事故や災害の受け皿となる業務部門の場合はどちらかというと定時で勤務シフトを組んでいることが多いようです。

最近では交通事故の際に24時間365日コールセンターで電話相談を受け付けることを強みとしている損害保険会社もあり、こうした業務を担当する社員はまさに24時間365日誰かが必ず出勤できるようシフトを組みながら働くことになります。

お盆休みや正月なども関係なく出勤することになるのですが、そのぶん他の時期に休暇を取得することができます。

また、この業界の特徴として、事故や災害などのトラブルは突発的に起きるものなので、予定していたスケジュール通りに働けるとは限らないということでしょう。

基本的に週休2日制ではありますが、難しい案件を抱えているときには休日返上や深夜残業をして働くことも珍しくありません。

あくまでも「顧客ありき」の仕事だということを理解しておいたほうがよいでしょう。

災害時は特別な勤務体制へ

損害保険会社で働く人たちにとって最も忙しくなるのは、大きな災害が起きた直後です。

東日本大震災や熊本地震のような大きな災害が起きると、すぐに全社を挙げて保険の加入者のサポート体制を組むことになります。

特に、被災した建物や家財の査定を行う損害調査部門は、できる限り早く現地に入り拠点や指示系統を作ることが任務を遂行する上で重要なポイントとなります。

こうして現地入りした日から数ヶ月先まではずっとまともに休むことができないまま、地震保険や火災保険の加入者からの相談や連絡を受けて現地に直行し、査定を行うことになるのです。

被災地では断水や停電や余震が続いていることもあるため、社員も過酷な環境の中で働き続けることとなり、大変な仕事となるのは間違いありません。

こうした災害時には「勤務時間」「休日」「残業」という概念を越えて目の前の仕事に向きあわなければいけないので、使命感をもって仕事に向き合える人でないと務まらないでしょう。