測量士の資格、免許

測量士になるためには

測量士は国が定めた国家資格に該当し、合格率は例年10%前後の難関資格でもあります。

しかし、測量士は、特定の条件を満たせば、試験を受験しなくても資格を取得することができます。

ある条件とは、以下のように定められています。

1.文部科学大臣認定の大学、短大、又は専門学校において、測量に関する科目を修め、当該大学等を卒業し、測量に関する実務経験(大学は1年以上、短大・高等専門学校は3年以上)を有すること
2.国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において1年以上測量士補となるのに必要な専門の知識及び技能を修得し、測量に関して2年以上の実務経験を有すること

受験しなくてもいいって本当?

測量士の下位資格に位置する測量士補を取得し、国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養育施設に籍を置き、高度な専門知識および必要となる技能を修得したと認められたものには、測量士の資格が与えられます。

測量士試験を受験し、合格する。それももちろん測量士になるための道です。

しかし難関の国家資格でありながら、試験を受験する以外にも資格取得に向けた方法が用意されていることはかなり珍しいケースだといえます。

自分に合ったやり方を賢く選択し、上手に資格を取得するとよいでしょう。

公共性の高い仕事に関われる

測量士の存在は、公共事業においても欠かせないものです。

それまで何もなかった空間に、ダムや橋、道路、鉄道、トンネルといったライフラインが整備される背景には必ず測量士の仕事が活かされているのです。

どんな建築物、構造物も測量することなしに建設することはできませんし、立案し工事計画を立てるのも測量士の仕事なのです。

対象となる地物の正確な高さ、面積、角度等をあらかじめ測量し計測することが必ず必要になります。

つまり、測量することですべてがスタートするといっても過言ではありません。

人々の生活に欠かすことのできないインフラ整備の根幹にかかわって仕事をし、その成果である構造物が何十年先までこの世に存在するとしたら、測量士として仕事ができることの喜びを強く感じられることでしょう。

他資格を活用して独立開業も

測量士はそれ自体では独立開業は難しいものです。しかし、関連性の高い登記関係をあつかえる土地家屋調査士や、各種許認可の代行ができる行政書士の資格があれば話は別です。

これらの資格を取得し、測量士の経験や仕事で得た信頼があれば、独立開業するときに非常に有利です。

このような発展性があるのも、測量士の資格の特徴です。