独学で測量士に合格できる?

受験する前に知っておくこと

測量士は専門性の高い知識が要求されるため、試験の難易度は高めに設定されています。

このため近年の合格率は10%前後を推移していますが、平成25年のように合格率が5.2%という年もありました。

このように難易度の高い問題が多く出題される年に当たると、合格することは容易ではありません。

しかし、意外なことに測量士には無受験で取得する方法が用意されています。

国土交通大臣が認定した大学や専門学校に通い特定の科目を履修すれば、試験は免除され測量士の資格を手にすることができます。

社会人の人にとってすぐに学校に通い始めることは簡単ではありませんが、今から進路を決める学生の方が測量士を目指す場合、この方法は有効です。

つまり、これから通う学校なり専門学校なりを国土交通大臣認定校に設定すれば、卒業と同時に測量士の資格が手に入るのです。

また、測量士補を取得している人にも測量士へのステップアップは可能です。

やはり国土交通大臣の登録を受けた測量に関する養成施設を卒業すると、測量士の資格が与えられます。すでに測量士補を取得している方にとって、検討の余地のある選択肢ではないでしょうか。

独学する人に向けて

測量士を独学で突破したい人はどうしたらよいでしょうか。

仕事をしつつ独学で試験に合格するには、試験の傾向にあった勉強法を効率よくこなす必要があります。

まずは過去問を入手し、最近から5年分を中心に解いていきます。

ここで注意したいのは、過去問と同じくらい重要となるのが「公共測量作業規定(通称:作業規定)」である点です。

これは実際に測量の仕事をするにあたり必要となってくる、作業の手順を定めたものです。この作業規定が自然と頭に入って、なおかつ隅々まで暗記できている状態が好ましいでしょう。

過去問5年分のそれぞれについて作業規定を当てはめ、その作業の妥当性を自分で解説してみましょう。

それを今度は過去問についている解答例と照らし合わせてみる、というやり方であれば過去問と作業規定のつながりを意識しながら勉強することができます。

過去問は作業規定で調べきれない部分の確認のみにとどめ、とにかく「作業規定」を中心に問題を解くことが大切です。

独学で試験に挑戦する人にとって、この作業規定をいかに効率よく学習に役立てるかが合否を左右するといえます。