ソーシャルワーカーのつらいこと、大変なこと、苦労

勉強と経験を積み重ねていくことの大変さ

ソーシャルワーカーが援助を行う相手は、実にさまざまな問題を抱えています。

ソーシャルワーカーは、面談を通して利用者の抱える困りごとを聞き出し、地域資源を利用しながら問題解決のためのサポートをしていきますが、なかには利用者の家庭環境や経済的事情などによって、思い通りに事が進まないこともあります。

このような複雑かつ多岐に渡る問題を解決するためには、仕事に就いてからも勉強を続けて、日々専門知識を深めていくことが重要です。

また、さまざまなケースに対応することで、できることが増えていく仕事でもあるため、常に高い向上心を持っていなくてはなりません。

多職種との連携が重要

ソーシャルワーカーは、自分一人だけで進める仕事ではありません。

たとえば医師や看護師、作業療法士、介護福祉士、ホームヘルパーなど、医療や福祉それぞれの専門分野で活躍する人たちといかに連携・協働できるかが、対象者の抱える問題をうまく解決させるカギを握ります。

多様な人達とコミュニケーションをとるためには、現状の問題をきちんと理解したうえで、相手に物事をわかりやすく正確に伝える能力が必要です。

また、ときに対象者のプライベートな問題にまで踏み込むからこそ、「この人になら安心して話せる」と思われるような人間にならなければならないのです。

過酷な労働環境の職場も

ソーシャルワーカーとして働く人は、たいてい「社会福祉士」の国家資格を取得しています。

これは、それなりの知名度を誇るものですが、すべてのソーシャルワーカーが安定した待遇の下に働けているかというと、必ずしもそうとはいえないようです。

ソーシャルワーカーは、法的には特別な資格がなくても働ける仕事であり、そのため社会福祉士の有資格者の扱いも、職場によってまちまちなようです。

たとえば、いざ現場に入ったら介護職員と同様の仕事を任されたというケースや、給料が決して高くない中、人手不足によりかなりの残業を強いられているといったケースもあるようです。

福祉の仕事は社会的にも強く必要とされていながら、まだまだ労働環境には改善の余地があるといわれます。

もちろん、とても恵まれた環境で働いている人もいるようですが、実際に就職先を探していく中で、こうした厳しさに直面することもあるかもしれません。