サッカー選手の生活

ホームゲームのある日

Jリーグの試合は、基本的にホーム&アウェー方式で行われます。

ホームゲームの場合、選手個人で直接会場へ行くか、いったんクラブハウスに集合してチームバスで会場入りします。

試合開始の3時間前には会場へ到着し、食事をしたり、体を動かしたり、マッサージを受けたりして準備をします。試合開始の2時間前くらいからミーティングがあり、その後、ウォーミングアップを始めます。

アウェーゲームのある日

<移動手段>
試合がアウェーの場合、移動手段は、本拠地から試合開催地までの距離によって変わってきます。その距離が100キロ未満であれば、試合当日にチームバスで移動します。

移動距離が100キロ以上であれば、前日に移動して宿泊します。その場合、移動は新幹線のグリーン車を利用することが多いです。新幹線の走っていない開催地へは、在来線や飛行機を利用します。

駅や空港から宿泊ホテル、宿泊ホテルから会場への移動は貸切バスか、先回りしたチームバスを利用します。

<宿泊>
試合前の宿泊費は、Jリーグで1泊2万円以下と規定されていますが、現実には、チームの財政事情によってホテルのランクが違ってきます。

<当日>
試合会場へは、貸切バス(またはチームバス)で試合開始前の約2時間前に入ります。まずピッチ状態を確認した後、ミーティングがあり、ウォーミングアップを始めます。

試合後は、その日のうちに本拠地へ帰ります。

<遠征できる人数>
アウェー会場へ遠征できるのは、J1が選手18人、J2が選手16人を上限とすると決まっています。遠征メンバーに選ばれなければ、クラブハウスへ行って練習をしたり、試合のテレビ観戦をしたりします。

オフの日

試合の翌日をオフにしているチームが多いです。

ただし、サッカー選手の多くは、体のどこかにケガや故障を抱えています。また、サッカーは運動量の激しいスポーツですので、日頃から体のケアが欠かせません。オフにも病院や整体院、トレーニングジムなどに通う選手が少なくありません。

チーム練習の日の生活

チーム練習は、基本的に午前と午後の2回行われます。

その内容は、時期やチーム状況、試合のスケジュールなどによって違いますが、主なものは基礎体力や基礎技術トレーニング、チーム戦術、ミーティングなどです。

また、その日の天候や選手たちの疲労度、対戦相手などによっても変わりますので、前日に練習スケジュールを確認します。しかし、天候などの事情で当日に変更されることも珍しくありません。

サッカーの試合時間は、前後半で90分です。そのため、正味の練習時間も約90分というところがほとんどです。ウォーミングアップの時間を加えても120分程度となっており、午前と午後に2時間ずつ設定されるのが普通です。

個人のスキルアップは、チーム練習前後の自主練習で補います。代表クラスの選手でも、居残りでフリーキックの練習をしたり、筋力トレーニングなどをしています。

チーム練習の日に、選手によっては地域のイベントに参加したり、マスコミの取材を受けることがあります。