サッカー選手になれなかったら? 進学・就職はできる?

下のカテゴリーから再チャンスを狙う

高校や大学を卒業時にJリーグに加盟するクラブチームとプロ契約できなくても、プロ選手を目指してサッカーを続けることは可能です。

日本のサッカー界は、Jリーグのデビジョン1(J1)を頂点に、国内リーグがピラミッド型に構成されています。

J1のクラブに入れなかった場合は、自分の実力に応じたカテゴリーのチームに所属し、練習や試合経験を積みながらチャンスを待ちましょう。

そこでプロクラブのスカウトの目に止まったり、Jリーグクラブへの練習参加の機会をつかめればプロへの道が再び開かれます。

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実業団チームで社員としてプレーする

Jリーグの下には「JFL(日本フットボールリーグ)」というカテゴリーがあります。

JFLは18チームでリーグ戦を行っており、Jリーグ入りを目指すクラブと企業チームや地域クラブのアマチュアチームが混在しています。

たとえば、静岡県浜松市をホームタウンとする「Honda FC」は正式名称を「本田技研工業株式会社フットボールクラブ」といいます。

トップチームの監督や選手は、本田技研の正社員として浜松製作所に勤務する実業団チームです。

こうした実業団チームに入れば、社員として給料をもらいながらサッカーを続けられます。

現役を引退した後も社員として会社に残れますので、経済的な安定とサッカーを両立させることが可能です。

アマチュアのクラブチームでプレーする

日本サッカー界のピラミッドはJリーグの下にJFLがあり、その下には地域リーグと都道府県リーグが存在します。

将来的にJリーグ入りを目指しているクラブが全国各地にあり、所属カテゴリーも都道府県リーグからJFLまでさまざまです。

そういったチームの選手たちはプロではありませんから、他に仕事を持ちながら週末のリーグ戦を戦っています。

都道府県リーグや地域リーグのチームであれば毎シーズン、セレクションを行っている場合が多いですから、そういったチームに加入してサッカーを楽しむのも一つの選択肢です。

サッカー選手として給料をもらえるわけではありませんが、Jリーグ入りを目指すクラブの一員として、上のカテゴリーへの昇格を目指して戦えるやりがいがあります。

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サッカーから離れて進学や就職をする

高校や大学を卒業してJリーグのクラブからのオファーがなければ、きっぱりとプロサッカー選手はあきらめるという人もいるでしょう。

その場合には気持ちを切り替えて一般入試で大学に進学したり、一般企業に就職するという道ももちろんあります。

新人選手としてJリーグのクラブに入団する選手たちは通常、20歳前後の選手がほとんどです。

現実的には大学を卒業するタイミングでJリーガーになれなければ、その後、プロのサッカー選手としてやっていける可能性は低いといえます。

実際、プロサッカー選手として第一線で活躍できる選手は一握りですから、プロになることをあきらめるタイミングは、あらかじめ自分のなかで設定しておくといいでしょう。

高校を卒業したタイミングであれば大学への進学もスムーズにできますし、大学を卒業するタイミングでも一般企業に就職することは難しくありません。

プロサッカー選手になれなかった場合の選択肢もイメージしながら進むことが大事です。