サッカー選手になれなかったら

J1以外でもチャンスはある

高校や大学卒業時にJリーグに加盟するクラブチームとプロ契約できなくても、プロ選手を目指してサッカーを続けることはできます。

日本のサッカー界は、Jリーグのデビジョン1(J1)を頂点に、国内リーグがピラミッド型に構成されています。

J1に入れなかった場合は、自分の実力に応じたカテゴリーのチームに所属し、練習や試合経験を積みながらチャンスを待ちます。そこで、プロクラブのスカウトの目に止まったり、トップチームのセレクションを受けて合格すれば、プロ選手への夢が実現します。

実業団チームでプレーしながらプロを目指す

現在、J1、J2の下に「JFL(日本フットボールリーグ)」というカテゴリーがあります。JFLは18チームでリーグ戦を行っており、2004年にスタートするJ3に加盟予定のプロクラブと、企業チームや地域クラブのアマチュアチームが混在しています。

たとえば、「Honda FC」は静岡県浜松市をホームタウンとし、正式名称を「本田技研工業株式会社フットボールクラブ」といいます。トップチームの監督や選手は、本田技研の正社員として浜松製作所に勤務する実業団チームです。

選手たちは、会社で仕事をしながらサッカーの練習や試合をしています。こうした実業団チームに入れば、社員として給料をもらいながらサッカーを続けることができます。

アマチュアのクラブチームでプレーしながらプロを目指す

JFLの「横浜スポーツ&カルチャークラブ(YSCC)」は、横浜市で活動するクラブ型チームです。

サッカーを始め、バスケットボールやテニス、ソフトヨガなどに約600人の会員をもつ総合型地域スポーツクラブで、サッカー選手もクラブ会員となっています。

社会人選手は、他に仕事をもっていたり、アルバイトをしながらサッカーを続けています。加入希望者はセレクションを受け、合格すると仕事も紹介してもらえます。

日本のサッカーシーズン

関東社会人リーグ1部の「Tonan前橋」は、Jリーグ昇格をめざす群馬県のクラブチームです。

社会人2チームの他にジュニア、ジュニアユース、ユース、シニア、女子の各チームで構成されており、Tonan前橋は、「図南サッカークラブ」のトップチームという位置づけです。

選手は仕事やアルバイトをしながらサッカーをしていますが、元Jリーガーも所属しています。

地域リーグや都道府県リーグにも、将来のJリーグ参戦をめざして活動しているクラブチームが全国にあります。Jリーガーになるという夢に向かって、高校や大学卒業後もサッカーを続けられる環境が整っています。