Jリーグ百年構想とは

地域スポーツ文化の定着

Jリーグは、もともと、ヨーロッパの各地域に根付いているようなスポーツ文化を日本にも定着させたいという思いから始まっています。

ヨーロッパの町には、その人口に見合った規模のスポーツクラブがあり、子供から高齢者まで家族揃ってさまざまなスポーツを楽しんでいます。

サッカークラブは、そのスポーツクラブの一つですが、トップチームはその町の誇りであり、憧れであり、町の仲間です。

Jリーグのクラブも、スポーツ文化の一つとして地域に根付いた存在になれることを目標としています。プロのサッカー選手をめざす人は、Jリーグの理想と目標を知っておくことも大切です。

Jリーグの掲げる理念

Jリーグは、次の3つの理念を掲げています。

・日本サッカーの水準向上およびサッカーの普及促進
・豊かなスポーツ文化の振興および国民の心身の健全な発展への寄与
・国際社会における交流および親善への貢献

Jリーグは、日本サッカーのレベルが上がり、多くの人がホームチームを応援してくれるよう活動しています。同時に、クラブの施設を地域住民にも開放し、住民がサッカー選手と身近に接したり、さまざまなスポーツを体験できる環境作りに取り組んでいます。

また、スポーツでの試合や交流を通して国際交流へも貢献することを目指しています。

Jリーグは、こうした理念を具体化するために「百年構想」を発表して取り組んでいます。

・あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。
・サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。
・「観る」「する」「参加する」。スポーツを通じて世代を超えた触れ合いの輪を広げること。

たとえば、浦和レッズは、Jリーグ百年構想の一環として「レッズランド」を整備して一般に開放しています。

レッズランドには、サッカー場(天然芝2面、人工芝1面)、フットサル場8面、テニス場、野球場、ラクビー場、サイクリングコース、キャンプ場もあり、地域住民はさまざまなスポーツを楽しむことができます。

併設のクラブハウスは、1階に練習見学スタンド、2階にサポーターズカフェがあり、ファンの交流拠点になっています。

幼稚園児と小学生を対象にした「ハートフルクラブ」というサッカースクールを運営。ホームタウン内の幼稚園や小学校を巡回して、競技力の向上より、サッカーの楽しさを伝える活動を行っています。

Jリーグの一員になれば、当然ながら、百年構想の取り組みに選手として関わることになります。