手話通訳士の試験の難易度・合格率

手話通訳技能認定試験とは?

厚生労働省が認定する「手話通訳技能認定試験」は、別名「手話通訳士試験」とも呼ばれており、手話通訳に関する数ある資格の中では最も難易度が高いものとして知られています。

試験は年に1回実施され、学科試験と実技試験の両方で合否が決定されます。20歳以上なら誰でも受験が可能ですが、現実的に手話経験が3年以上ないと合格は難しいといわれています。

手話通訳そのものは資格がない人でも行えます。しかし、この手話通訳技能認定試験に合格し、登録することで、ようやく「手話通訳士」という肩書きを背負って活躍できるようになります。

簡単な試験ではありませんが、将来公的機関で手話通訳を行いたい人や、ボランティアではなくきちんとお金をもらって働いていきたい人は、ぜひ目指したいところです。

過去の合格率

2014年10月に実施された「第26回手話通訳技能認定試験」の結果は以下の通りです。

■受験者数:956人
■合格者数:106人
■合格率:11.1%
■平均年齢:44.3歳

それ以前の年に関しては、

<第24回(2012年実施)>
・受験者数:929人
・合格者数:190人
・合格率 :20.5%

<第23回(2011年実施)>
・受験者数:920人
・合格者数:182人
・合格率 :19.8%

<第22回(2010年実施)>
・受験者数:863人
・合格者数:184人
・合格率 :21.3%

<第21回(2009年実施)>
・受験者数:932人
・合格者数:311人
・合格率 :33.4%

となっており、だいたい10%〜30%程度の合格率を推移しています。しかし、過去にはわずか5%程度に下がった年もあるなど、だいぶバラつきがあるのも特徴的です。

なお、第26回試験までの合計の合格者数は3,278人と発表されています。その全員が現場で活躍しているわけではないことを考えると、日本の手話通訳士の数がいかに少ないかが実感できるはずです。