独学で手話通訳士になれる?

手話通訳士の試験は超難関

手話通訳士の試験は満20歳以上ならば誰でも受験することができますが、その合格率は20%前後と非常に低く、手話通訳士になるのは極めて難関であるといわれています。

したがって、生半可な気持ちでは合格することはかなり難しいといえるでしょう。

基礎の習得は独学である人も多い

手話通訳士を目指すに当たって、独学によって手話を学んだという人も少なくありません。

しかし、手話はやはり語学であるため、実践的に使わなくては身につかないという側面が非常に強く、独学で基礎を習得した後、手話サークル等に参加し、技術を向上させる人がほとんどです。

つまり、習得は独学でも、その後、実践経験を積まなければ上達は望めないといえます。

通訳技術は独学では習得不可能

「手話で会話すること」と「手話で通訳すること」は似ているようでまったく異なります。

手話通訳士は当然、後者を生業とする立場であるため、ただ手話でコミュニケーションがとれるというレベルでは務まらないのです。

手話通訳士は話し手と聞き手の間に入り、コミュニケーションを円滑にする役割を担います。この技術を独学で習得することは土台無理な話であると考えたほうがよいでしょう。

通信講座を有効活用

独学で手話通訳士資格を取得するには、高い集中力が必要であり、常にモチベーションを維持しつづけなければなりません。

その上、学習内容が試験対策になっていなければせっかくの努力も無駄になってしまいます。

独学で試験に臨むことを考えている人は通信講座を活用することをおすすめします。通信講座であれば、試験内容に沿ったカリキュラムになっているため、効率よく学習することが可能です。

また、通信講座はDVDなどの映像教材も豊富であるため、これらを利用すれば教育機関に通っているのと同じ位の臨場感の中で学習を続けることができるというメリットもあります。

個人で努力できることもある

手話通訳技術の習得と向上には実践経験が必要不可欠であることは前述の通りです。

しかし、手話通訳士を目指すにあたり、個人で努力できることはたくさんあります。

手話に限らず、通訳をするためには語彙力や表現力を高める必要があります。そのためには、日頃から多くの書物にあたって知識を増やしたり、時事問題を素早く理解したりなどの努力を欠かすことはできません。

これは個人の学習で十分対応できるでしょう。また、福祉に関する知識も独学で習得可能です。

個人学習と実践学習、バランスよく取り組むことが難関試験合格への近道であるといえます。