出版社社員に向いている人、適性

出版社にはさまざまな職種が

出版社社員といっても、その職種には編集者、デザイナー、ライターなどさまざまなクリエイティブ職が存在し、営業や事務、経理といった一般的な会社にも共通する職種も当然あります。

共通する職種の場合、あえて出版社を選ぶにあたっては、「とにかく本が好き」「出版のしくみに興味があり、そこにかかわりたい」といった理由があれば、充分向いているといえます。

ここでは出版社ならではのクリエイティブ職に共通する適性についてご紹介しましょう。

コミュニケーション能力が高い

クリエイターは自分のセンスを生かして、パソコンに向かって黙々と作業をするようなイメージがあるかもしれません。

しかし実際には、それぞれ専門の異なる人たちが、より魅力のある1冊の雑誌や書籍を作り上げるという大きな目標に向かって、協力し合いながら仕事を進めていきます。

そのためにはこまめに打ち合わせやチェックバックを行い、自分の意見を述べたり相手の話を聞いたりといったコミュニケーションを取って、コンセプトやテーマなどの全員の認識を統一することが大切です。

特に編集者は、大勢のスタッフのクリエーションをまとめ上げる業務が中心となるため、幅広い人脈とコミュニケーション能力、統率力が必要不可欠。

人付き合いが得意でリーダーシップのある人に向いている仕事だといえるでしょう。

とにかく活字が好き

一見、華やかに見える出版社の仕事ですが、編集者やライターは一日の大半を文字を書くことと文字校正にあてることも少なくありません。

小さい頃から本を読むのが好きで、文章を書いたり読解したりすることに長けていることは最低限必要ですが、それ以上に誤字脱字や文法の乱れ、表現の良し悪しといった一字一句を見る能力と集中力が必要です。

本を読む時にもただ読んでいるだけではなく、「自分ならこう書くな」「ここがちょっと読みにくいな」などと気が付くような人は、この仕事への適性があると考えられます。