出版社の就職、採用、求人の状況

定期採用

4年制大学を卒業した人や、翌年の3月に4年制大学を卒業する見込みの人、4年制大学卒業と同等の資格を取得した人を対象とした募集で、大手出版社を中心に毎年行われています。学部や学科は問われません。

内定辞退を防ぐため、大手の内定が決まった後のタイミングで、大手以外の出版社の採用試験が行われるのが一般的です。

年齢については、「●年以降生まれ」のように若い世代に制限されていることが多いです。

対象者は未経験で才能も未知数であるため、管理、営業、編集などと分野を分けずに、「総合職」として募集することが一般的です。

本人の希望はなるべく優先するものの、適性によっては希望する分野以外へ配属されることも。採用される人数は規模の大きな出版社ほど多くなる傾向にあります。

経験者採用、中途採用

大手出版社では毎年決まった期間に、その年に必要な職種の経験者を募集することが多く、中小の出版社では欠員が出ると不定期で募集をかけることが多いようです。

一般職の場合

営業や経理などの一般企業にも共通する職種では、4年制大学既卒者または同等の資格取得者で、その職種における実務経験のある人を募集するのが大半です。

中には経験を優先し、能力が高い人なら学歴を問わないという会社もあります。

クリエイティブ職の場合

編集者をはじめとするクリエイティブ職には学歴は問われず、経験と能力で合否を判断されることがほとんどです。

締め切り前には残業が増え、過酷な労働環境を強いられることが当たり前のクリエイティブ職では、他分野の職種に比べて人の入れ替わりが激しいため、求人情報もひっきりなしに掲載されています。

アルバイト

編集補助や事務職などにアルバイトを使う出版社は多く、会社の規模にかかわらず募集を出している期間が長いのが特徴です。

アルバイトの場合は学歴は問われないことが多いものの、将来有望な大学生の採用が優先される傾向にあります。