出版社社員の雰囲気、風土

社内は比較的騒がしい

出版社の社内は、一般的な企業と比べるとひっきりなしに電話が鳴ったり、社員同士でディスカッションしていたりと常に騒がしく、シーンとしていることは皆無です。

正式な編集会議や大人数での話し合いはミーティングルームで行われますが、編集者がデザイナーに修正依頼をするなど、ちょっとした話し合いはデスク単位で行われることが多くあります。

同じオフィス内なら電話の取次ぎも内線を使うより、大声を出して呼びかけてつなぐのが普通で、よくいえば活気にあふれ、悪く言えば騒がしい環境だといえるでしょう。

意見やアイディアは大歓迎

一般的な企業では、上司に意見を述べたり、新人がアイディアを出したりということは気が引けるものですが、出版社ではこうした姿勢は大歓迎です。

常に第三者から俯瞰で見た意見を大切にしているため、新入社員などのフレッシュな意見は重宝される傾向があります。

雑誌の次号の企画出しの際に、先輩のアイディアがボツになり、後輩のアイディアが採用されるということも日常茶飯事です。

個性を尊重したファッション

出版社の社員の服装は俗にいうオフィスカジュアル。営業職以外は、大事な商談やプレゼンの時でもノーネクタイが許される風土があります。

営業職でもスーツとネクタイ着用を義務としている企業は半数以下でしょう。

奇抜な髪形や露出が多すぎる服装でない限り、ファッションは社員の個性が尊重され、ネイルアートをしている女性も多く見られます。

勤務体制の自由度は高い

残業が多く拘束時間が長くなってしまう分、空いた時間に昼寝をしたり、カフェでゆっくり休憩したりといったことが暗黙の了解になっています。

前日、深夜まで残業になってしまった場合、翌日は遅出や午後出勤、半休を取ることが認められることも多いようです。

とくに、出版業界のブラック度が問題視されるようになった昨今、社員の中には労働環境の改善を図ろうと活動する人が増えてきました。

こうした人が上司にいるセクションでは、働きやすさも改善の方向に向かっているようです。