出版社は激務?

出版・広告業界は激務が常識

出版社に限らず、広告代理店や制作会社、編集プロダクションなど、出版・広告業界は全体的にハードワークであることが問題視されています。

発売日や納品日が決まっている書籍や雑誌、印刷物を手がけるため、そこから逆算した入稿日に間に合わせなければ、職務上の事故を起こしかねません。

それゆえに、長時間残業や休日出勤をしてでも、期日を守る必要があるため、どうしても激務になってしまうのです。

とくに著名な作家やクライアントが原稿アップや校正戻しのスケジュールの予定から遅れてしまった場合、制作側の作業日程を短縮してでも遅れを取り返さなければなりません。

一般的な事務職などと比べて高年収である反面、過酷な労働環境を強いられ、まさに好きでなければ続かない仕事であるといえるでしょう。

ただし、業界全体でこの問題を少しでも解消しようという意識があるため、遅出や半休、中抜けなどが許される会社が多く、その過酷さは若干緩和されつつあるようです。

出版社の激務エピソード

週刊誌の場合

毎週毎週締め切りがやってくるため、常に忙しい状態が続き、会社に泊まり込みになることもざらです。

銭湯やスポーツクラブの風呂を利用したり、着替えを会社に常備していたりと、いつ泊まり込んでもいいようにしている人も多いようです。

ゴシップ雑誌の場合

ゴシップ雑誌は編集者より、ターゲットを追う記者やカメラマンの業務が過酷を極めます。

相手の行動に合わせて長時間張り込むこともあるため、毎日何時に帰れるかが予想できず、プライベートの予定を立てることはなかなかできません。

トイレを我慢して膀胱炎になったり、車で待機しすぎて腰痛になったりと、健康を害してしまう人もいます。

漫画、小説雑誌の場合

漫画家、小説家を担当する編集者の一日は、作家の原稿の進み具合によって決まります。

新人作家なら締め切りを守れなければボツにするまでで、代わりはいくらでもいますが、著名な作家となるとそうはいきません。ひどい時には「待つ」だけで夜が明けてしまうこともあるのが実情です。