小説家になるためにやるべきこと

何をやるべきか?

小説家を志望されている方は、まずどのような準備をすればいいのか、という疑問を持たれている方も多いかと思います。

小説家になるためにやるべきこと。それは二つだけです。読むことと、書くことです。

小説を読むこと

小説を書くためにはある程度の文章力が必要となります。言葉のボギャブラリーや言い回し、比喩表現、国語的文章表現などです。それでは、このような知識は文章力を高めるためにはどうすればよいのか。

その方法は一つだけです。文章を読むことです。

小説でなくともかまいません。童話でも詩でも論文でもビジネス書でもなんでもいいのです。世に出回っている書籍というのはプロの作家やライターが書き、さらにプロの編集の手が加えられているので、読むことによって国語的文章力が備わります。

また、小説をたくさん読むことで、小説の独特の世界のみで使うことができるような言い回しや表現方法を学ぶことができます。

比喩や表現などが非常に豊富な村上春樹も同じく尊敬する作家の感性を受けています。フィッツジェラルドやレイモンド・カヴァーの作品を読めば、村上春樹の小説の中で使われているような表現がたくさん見受けられます。このようにして感性を養い、ボギャブラリーと知識を増やし、文章力を培うのです。

そして書くことです。パソコンでも生原稿でもかまいません。とりあえず書かなければ、せっかく頭に植え込んだ文章スキルが使われないまま涸れてしまいます。

小説家としてやっていく最も重要な才能は、「最後まで書ききること」です。書いている途中に挫折してしまったり、飽きてしまったり、読み返して諦めてしまうこともあるでしょう。

どんな間抜けなストーリーでも、どんな稚拙な文章でも、どんな乏しい表現力でもいいのです。とりあえず最後まで書き切りましょう。そして書いた作品はプリントアウトして活字として見直します。

すると、達成感と幸福感が湧き、また、書いている途中では認識できなかった修正箇所が見つかったりするものです。

このように小説家になるためにやるべきことは、「読むこと」、そして、「書くこと」の二つだけです。