小説家に必要な習慣

小説家は良くも悪くも独りで物事を作業する職業です。売れない、書けないからと言って、誰のせいにすることもできませんし、悩みを解決する手段は他人は持ってはいません。

その中で、小説家が日々イスに座って、1日4時間から8時間小説を書くという作業は生半可な体力と精神力では保つことができません。小説家にはそのせいで精神的な患いをおってしまった方や、何年も小説を書くことができない方なども大勢います。

精神的にまいったあげく、酒やギャンブルに溺れて自殺する人も珍しくないのも事実です。

そこで小説家にとって必要な習慣とはなんだろうと考えたとき、必須事項がいくつかあります。

1.1日何時間書くのかを決める
2.決めた時間内は書けなくとも部屋にこもる
3.定期的に書く環境を変える

以上の3つです。

1と2は一般社会人と同じ生活を送るために必要です。これをしないと、不意に街に出た時に、自分は社会からはみでているんだ、と感じて疎外感を覚えてしまいます。

また3に関しては、小説とは想像と感受性が命です。ドキュメンタリーやジャーナリスト、ノンフィクション作家のように事実を書くわけではありません。

例えば、1週間のうち、3日は自宅で執筆。1日は喫茶店。1日は出版社の個室を借りて執筆、などのようにスケジュールを決めてしまうのも一つの手です。実際出版社に事情を話せば喜んで個室を貸してくれます。※担当に繋がる内線電話とコーヒーメーカーしか置いていないシンプルな部屋がほとんどでしょう。

このように自分で決めた習慣をブレなく続けるのが必要です。

また、小説家の中で非常に多いのが、「執筆をするときはコーヒーを飲みながら」「煙草を吸いながら」「お酒を飲みながら」というスタンスを作ってしまう方です。おそらくほとんどの作家はどれかに該当してしまうかと存じます。

スタンスを身につけるのは大切なことですが、身体に悪いような習慣はやめておきましょう。