小説家は生活できる職業?

専業の作家はごくわずか

小説家とは会社員のように毎月固定の給与を貰えるわけでも、フリーライターのように、やったらやった分だけ貰えるというわけでもありません。

基本小説家の収入源は原稿料と印税であり、またそうあるべきです。しかしながら、多くの小説家はそれだけでは生活はままなりません。文学賞の下読み、セミナー講師などを行い生活費をまかなっているのが現状です。

では、いったい日本の小説家の中で、原稿料と印税だけで生活できるほどの収入、一般のサラリーマンより収入があり、魅力を感じられるほどの収入がある人はどのくらいいるのでしょうか。
一つ質問をさせていただきます。

「あなたの知っている小説家を20人挙げてください」

同じ質問を一般人何百人かに質問したら、どのような答えが返ってくるでしょう。中には20人挙げられない人もいるかと思います。村上春樹、東野圭吾、村上龍、村山由佳、石田衣良、宮部みゆき、宮本輝など、おそらく20人中10人以上は同じ小説家を挙げるかと思います。

裏を返せば、実際売れていて、充分な印税生活を送れる作家というのはその程度の人数しかいません。

売れる小説を書くこと

もしかしたら、夢が少し壊れたかもしれませんね。しかし、小説家というのは社会的に認められたのはごく最近であり、特に日本はアメリカやロシア、ドイツと比べると小説家らしい小説家が輩出されなかったことにも起因されます。

しかし現在は若手も小説の世界に次々と進出し、最年少芥川賞受賞など目立つニュースも多くあります。これは文学賞が若手アマチュアの書く小説に関心を持ち始めたとも言えます。結局のところ、小説家は売れたもん勝ちです。どんなに批判を受けようとも売れればいいというのも一理あります。

まずは売れること。そして売れる小説を書くこと。すべてはそれからです。売れる小説がどんなものかは分かりませんが、良い小説を書き続けることができれば、印税で生活することもできるでしょう。