小説家に必要な才能とは?

最後まで書き上げるという才能

アマチュア小説家やこれから小説を書きたいという方は「自分に小説を書く才能はあるんだろうか」と悩んでいることでしょう。では、小説家になるための才能とは一体なんなのでしょうか。

誰が読んでもおもしろい小説を書くことができる才能の持ち主など世界中探しても一人もいません。小説家にとって必要な才能とは、「小説を最後まで書き切ることができる才能」です。

どんな稚拙な文章でも、ありがちな物語でもいいのです。小説を最後まで書きあげて、物語を終わらせてあげましょう。

特に長編小説の場合、途中で放棄してしまったり、続きが思いつかなくて諦めてしまったりしまいがちです。原稿用紙数百枚という膨大な量を書くのは生半可な仕事ではありません。

文章が稚拙でも問題ありません。表現を豊かにするために本を読んだり、文章力を高めるために国語辞典を傍に置いたりと、努力でどうにかなる範囲です。

問題は最後まで書くことです。これが出来る人は数少ないですし、それが出来る人が才能のある人、なんだと思います。決して特別な才能ではありません。営業の才能、経営の才能、人それぞれ持ち味は異なり、しかし共通することはやってみなければ分からないことです。

また、この障害に当たっても、「じゃあどうすれば最後まで書き切ることができるのか」と考えることができます。才能がないから無理だと逃げてはいないで書きはじめることが大切です。

まずは本を読む

そして、今の段階ではその才能がないと感じられた方は、開花させるために努力をしましょう。どのようにかと言うと、まずは本を読むことです。

ただ読むだけではいけません。その小説がどのような構成になっていて、登場人物の人格をどのような表現で表しているのか。景色の描写や時代の背景はどのように文章で表しているのか。ここでは筆者は何を言いたいのか。

このように1本の小説を深く読むことによって読む力が付き、また、読む力が付けば、それは自分の書く力にも還元されるでしょう。

なかなか原稿用紙が増えないで困っている方は、背景や登場人物の描写が少なかったりと説明不足な面が多いので、そういったことに注意しながら読んでみましょう。