小説家を目指す人へ (体験談)

小説を書きたいと思う気持ちは才能

小説家とはなろうとしてなるものではなく、結果的になっているものだ。小説家の間では常々こう言われています。しかし、小説家になりたくて必死に日々小説を書き、あらゆる文学賞に応募している方も大勢いるかと思います。

それは、とても素晴らしいことです。小説を書きたいと思う時点で、その人は小説家の資質を秘めており、実際に小説を最後まで書きあげる時点で、その人は小説家としての才能に恵まれていると言えます。

小説家になりたければ是非なって頂きたいと思います。ただし、小説家には一般企業に就職するような面接もなければ一般教養試験もありません。社交性がなくとも、協調性がなくとも問題ありません。エクセルやアクセスなどのPCの知識も必要ないです。

小説家になるために必要なのは、小説家になりたいと思う情熱と、小説という作品を最後まで書きあげる才能、そして、想像力とオリジナリティです。

小説家の陰と陽を理解する

但し、小説家になれば苦労もあるということは絶対に覚えておいて下さい。

一般社会にはない特別な苦労です。誰も分かってくれません。神経をすりへらして、精神的に参る可能性もあります。一文字書くのに重い漬物石のようなペンを握らなければならないときもあります。

しかし、同時に素晴らしい職業とも言えます。自分の想像を文章にして、それを大勢の人に読んでもらえる。ある人は感銘を受け涙を流すかもしれません。またある人は批判をするかもしれません。しかしそれも結構なことです。つまらない小説は批判の的にすらなりませんので。

小説家の陰と陽を理解した上で、それでも小説家を目指したいのであれば、おそらくその人は小説家になるべき人なのかもしれません。