証券会社社員のつらいこと、大変なこと、苦労

求められる膨大な知識量

証券会社で働くためには、お客さまの質問や要求に応えながら確実に利益を出していけるよう金融業界に関する膨大な知識を身につけなければいけません。

株式や投資信託、債券や為替に関する知識は、入社後にスタートする研修の時点から徹底的に叩き込まれるのが当たり前です。

そして入社後は早朝から深夜まで常にテレビや新聞などの情報を取り入れながら、日本国内に3500社以上もある上場企業の業績や今後も経営の見通しについてチェックすることになります。

自宅にいる間にも勉強が続くことがあり、休日でも気が休まることがないと感じている人も多いようです。

経済というのは、たった一日で大きく揺れ動くものなので、この苦労は証券会社で働く以上は必ず引き受けなければいけないものだと考えておいたほうがよいでしょう。

最近の出来事でいうと、イギリスがEUを離脱するという結論を出したことが、世界経済はもちろん日本国内の経済にも大きな影響を与えました。

どんなときも油断せずに社会の動きと経済の流れをチェックし続けるだけの気力と体力がなければ、金融業界の第一線で戦うのは難しいのです。

目標達成までのプレッシャー

証券会社の社員の宿命は、目標とされる売り上げの数字と向き合い続けなければいけないということでしょう。

社員には、株式売買の売り上げ手数料はもちろんのこと、投資信託の新規契約数など毎日さまざま目標が課せられます。

「目標」というと前向きな言葉のような印象があるかもしれませんが、実態としては「ノルマ」とされていることが多く、個人に課されている目標の数字を達成できなければ、上司や先輩から指導を受けることもありますし社内での立場も厳しいものになっていきます。

金融業界は成果が全て数字に反映されるだけに、「頑張ったけどダメだったんです」は通用しない世界なのです。

このプレッシャーに打ち勝つことができずに入社して数年で離職してしまう社員も多く、精神的にタフな人が活躍し続けることができる業界だということは覚悟しておいたほうがよいでしょう。