小学校教師になったきっかけ

予備校での出来事

私は、最初から小学校教師を目指していたわけではありません。きっかけは、大学に現役で不合格になり、一浪して予備校に通っていた時です。

予備校でいろいろな願書が配付されていて、ふと手に取った大学願書に目が留まりました。案内書を読んでみると、小学校の教員養成課程があり、なんと小学校教員免許が取得できると書いてあったのです。

学ぶ科目は、国語や算数、社会、理科などが記されていて、面白そうだと思い、何だか急にその大学へ行きたくなったのです。そして、見事、その大学に合格できました。

これが教師を目指す最初のきっかけですね。しかし、もともと私は人間関係も下手で、人前でしゃべる教師などにはとてもなれないだろうと考えていました。

だから、大学に合格した時点では、まだ、教師になるつもりはありませんでした。ただ、教員免許を取得するだけでもいいと思っていたのです。

教育実習にて

それが、次第に小学校の教師になりたいと思うようになってきました。次のきっかけは、教育実習です。この実習の前後で気持ちが動きましたね。教育実習に行く前は不安ばかりで、きちんと授業できるだろうかとか、子供たちと上手く接することができるだろうかなどばかり考えていました。

それが、実習を進めていくうちに、本当に教師になりたいと思うようになりました。子供たちに授業を教えて、子供たちが理解してくれた時、とてもうれしくなりました。また、毎日、教える内容は変化しますので、楽しくなってきて、自分で担任をしてみたいと考えるようになりましたね。

以上の2回のきっかけにより、小学校教師を目指すことになりました。