書店員の活動

姿を消す本屋

大型書店であるジュンク堂は新宿から撤退しました。入居していた「新宿三越アルコット」が閉店したのに伴ってのものです。

それにより、近隣書店の売り上げはあがったものの、本が売れないという事実に変わりはなく、ある調査によると2001年に2万939店あった書店数は2011年には1万5061店にまで減少したといいます。

また、書店のみならず出版社や編集プロダクションなども次々と姿を消していっています。

そんな出版不況を打破すべく、書店もさまざまな活動を行っています。

ニコニコチャンネル

平成24年6月には紀伊国屋書店・ジュンク堂書店のニコニコチャンネルがオープンしました。ニコニコチャンネルとは動画配信サイトニコニコ動画のサービスの一つです。

紀伊国屋、ジュンク堂、両サイトとも話題の書籍情報や、トークイベントなどをそれぞれ配信していきます。

また、ジュンク堂では「ジュンク堂新宿店リバイバル」としてHPで「書店員が本当に売りたかった本」と題し、芸術書や児童書、社会学の本など、売上アップには繋がらなかったけれど、担当だからこそわかるオススメの本を紹介したりしています。

また、紀伊国屋書店では有川浩の人気シリーズ「図書館戦争」とコラボした紀伊国屋書店オリジナルカバーの販売や、映画「図書館戦争 革命のつばさ」公開を記念して、新宿本店に公認ショップ「関東図書隊購買部」を期間限定でオープンしました。

本屋大賞

本屋大賞も書籍離れを食い止めるための書店員の活動の一種です。売りたいと思う本を審査員ではなく、全国の書店員が投票で決めます。

2011年受賞した東川篤哉「謎解きはディナーの後で」は昨年一番売上を記録し、2012度受賞の三浦しをん「舟を編む」も数々の売り上げランキングで一位を獲得しています。

各書店さまざまな努力を行っています。電子書籍やネット書店など、新しいサービスが次々と出てくるなかでも町の本屋さんはなくならずに残っていってほしいものです。

そして、街の本屋さんを残したいと思っている人こそ書店員になるべきでしょう。

仕事体験談