ショップ店員の現状と将来性

店舗間の争いは激戦化、常に人手不足な現在のショップ業界

ショップ店員の働く店舗やブランドはアパレル系、インテリア系、雑貨系とも、強豪同士の争いは年々熾烈になってきています。

経済が豊かで物があふれる日本、それだけにユーザーであるお客の見る目はどんどん肥えてきている上に、とどまらない円安化でお財布の紐もきつくなっている傾向にあります。

閉店するお店やブランドも多く、決して景気が良いとは言えない現在ですが、一方で売り上げは好調で勢いのあるブランドもあります。

それが、UNIQLOやしまむら、ニトリなどを代表するファストファッション系や100円均一のお店です。

「安くても十分良いものが買える」とSNSなどの口コミなどで人気を集め、安い=ダサいのイメージを払拭し、2015年現在、働くショップ店員の待遇なども良く、売る側、買う側ともに人気を博しています。

厳しいのは高くもなく、安くもない、ドメスティックブランド

逆に現在売り上げが伸び悩んでいるのが、UNIQLOやしまむらほど安くはないけどお手頃価格というドメスティックブランドです。

UNIQLOなどを始めとしたファストファッション系や格安インテリアショップの質がどんどん向上し、値段や質ではほぼ対抗できない状態です。

それに併せて外資系ブランドの参入も活発化し、ZARAやGAP、H&M、IKEAなど、これまた安くてデザインセンスの良いショップがどんどん日本に上陸しています。

上記のような状況から比較的買いやすい価格帯の商品を展開するショップはどこも売り上げが厳しく、2015年現在もブランド打ち切りや、会社合併などでマーケット縮小気味という厳しい状況です。

ドメスティックブランドはこのまま力をなくしていくのか、それとも挽回していくのか、今後の展開は業界内でも注目の的です。

ショップ店員にとって、今後最大のライバルはインターネット!?

2015年現在、インターネットの普及により、急激にECサイトと呼ばれるネットショップで買い物をする人がとても増えています。

お店に行かずとも商品が選べて、自宅まで商品を届けてくれる、この利便さは若年層から年配層まで普及の波を伸ばしつつあります。

最近では、送料無料、返品OK、実店舗よりネットショップの方が商品も豊富という傾向も出てきています。

なかには「ショップ店員と話すのがめんどくさい、商品をしつこく勧められそうでイヤ」という理由からネットショップを選ぶ人もいるほどです。

しかし、ネットショップが増えれば増えるほど、栄えれば栄えるほど、実店舗は運営が厳しくなります。

当然お店がつぶれれば、ショップ店員の働き口はなくなってしまいます。

今は勤務先がたくさんあるショップ店員ですが、実はこのままだと勤務先となる店舗は減っていく一方です。

今後もますます活性化していくであろうネットショップの存在がショップ店員にとっては一番のライバルなのです。

実店舗を支えられるのはショップ店員の手にかかっている

外出せずとも手軽に買い物ができるネットショップと比べて、実店舗の優れているところはどこでしょうか?

それは「ショップ店員がいること」です。

そしてこのショップ店員の存在が、今後の実店舗の未来を左右します。

大げさに書きましたが、要はお客さまに「ショップ店員に相談をしながら買い物をしたい」そう思ってもらえれば良いだけのことです。

お客さまひとりひとりに沿ったコーディネート提案ができるのはショップ店員だけ、着方のアドバイスができるのもショップ店員だけです。

実際に「あの人に相談しながら買い物をしたい」そんな風にお客さまに頼りにしてもらっているカリスマショップ店員もいます。

そんなショップ店員が増えれば、自然と実店舗の客数は増え、売り上げも上がるでしょう。

続々とネットショップに流れるお客さまの勢いを止め、実店舗に招くには、「日頃から自らのセンスを磨き、お客さまに常に満足してもらえるきめ細かな接客を心がけている」そんな前向きなショップ店員の存在がより必要不可欠になっていくのです。