ショップ店員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

ショップ店員に向いている性格・適性

社交的な人

ショップ店員が接客するお客さまは初対面の人がほとんどです。

初めて会う人に声をかけ、商品の説明をしたり、おすすめをしたりしなければならないため、社交的な人に向いている仕事です。

普通に生活をしていたら出会えないような、さまざまなお客さまと出会うことができるのは、ショップ店員の大きな魅力のひとつでもあります。

老若男女問わず対応できる人

お客さまの中には、自分より年上の人も大勢います。

ときには自分の親以上の年齢の人を接客することもあるでしょう。

そんな時にきちんとした対応ができなければ、クレームの対象になってしまうこともあります。

ただし、ほとんどの店舗では、勤務前に「接客研修」や「接客用語や敬語の正しい使い方」などを学ぶので、まったくの未経験からでも問題ありません。

たとえ敬語を使った経験がない、同年代の人としか触れ合ったことがないという人でも、経験を積むうちにしだいに接客にも慣れてきます。

新しいものが好きな人

商品そのものはもちろん、流行っているドラマや、人気のレストランなど、とにかく新しいものが好きという人ほどショップ店員には向いています。

「今話題のもの」という話のネタは、お客さまとのコミュニケーションツールとなります。

また「今季流行りのスカートです」「人気の家具です」など、接客をし商品を紹介する上でも重要です。

話題や知識の豊富な人のおすすめなら、お客さまの信用も自然と厚くなるものです。

色々なところに常にアンテナをはり、新しいものが好き、流行を追いかけたいという人ほど、ショップ店員には向いているといえるでしょう。

ショップ店員になるには

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ショップ店員に必要なスキル・能力

体力

ショップ店員は、仕事中は基本的に立ちっぱなしです。

繁忙期は休憩をまわすこともままならないことも珍しくありません。

重労働ではないとはいえ、ある程度の体力が必要であるということは覚悟しておきましょう。

また、お店はシフト制のため、誰かひとりが休むとお店がまわらなくなるといった事態にもなりかねません。

急な休みや遅刻は厳禁ですし、ショップ店員が減るとその分売り上げに直結することもあるため、体力は非常に重要です。

接客やノルマに対する向上心

企業にとって、ショップ店員は自社の顔といえます。

ただ商品を棚へ置いているだけではものは売れません。

ショップ店員の接客やディスプレイなどの努力があってこそ、お客さまは店舗に足を運んでくれるのです。

いくらいい商品をつくっても、ショップ店員が接客やノルマに対して向上心を持ってくれなければ、売り上げをアップさせることはできません。

そのため、自社で接客技術を競う「接客コンテスト」を開催するなど、やる気をアップさせるために工夫をしている企業もあります。

ショップ店員に向いていないのはどんな人?

人見知りの激しい人

ショップ店員の仕事は接客が基本です。

人見知りが激しい人や、人と話すのが得意でないという人にとっては苦痛であり、実際にそれにストレスを抱えて辞めてしまう人も多いようです。

たとえはじめは接客が苦手だったとしても、経験を積むうちに徐々に慣れていくため、はじめから心配することはないでしょう。

知識やセンスは必要?

ショップ店員には、お客さまに適切な商品を提案したり、要望に沿った商品を見つけたりする知識やセンスが求められます。

ショップ店員の活躍の場はアパレル、インテリア、音楽など多岐に渡りますが、多くの場合その知識やスキルは仕事を始めてから研修や先輩の仕事を見て覚えたものです。

もちろん、もともと趣味で誰にも負けない知識を持っている人もいますが、大抵の場合は仕事をしていくうちに少しずつ商品知識も増え、自然とセンスも磨かれていくものです。