食品メーカー社員の就職、求人、採用の状況

定期的な採用が行われている

食品メーカーは、大手から中小までさまざまな規模の企業が存在しています。

そのうち、一定以上の規模の企業であれば、毎年4月入社に向けた新卒採用を行うことが多いようです。

食品メーカーにおける採用は、「総合職」の場合「事務系」と「技術系」に分けて実施されることが一般的です。

事務系については、本社で営業や事業企画、販売促進、管理業務などの業務に幅広く携わり、応募に際して大卒以上の学歴が求められることが多いですが、学部・学科は不問であることがほとんどです。

一方、技術系については自社の研究施設などで研究、食品開発、品質管理といった業務に携わることになり、基本的には理系の大学や大学院で専門分野について学んできた人を対象とした採用が行われます。

このほか、一般事務や経理事務といった事務業務を担当する「一般職」の採用も行う企業があります。その場合には、短大や専門学校卒の人でも応募できることが多いようです。

こうした新卒採用のほか、転職者や既卒者を対象とする中途採用を併せて行う企業も多くあります。

大手はかなりの高倍率になることも

『就職四季報2016年版』(総合版)によれば、2015年卒生内定競争倍率ランキング(事務系総合職)の1位には、食品メーカー大手の明治乳業が入っています。

こちらは、応募者約1万1000人に対して内々定者数はわずか4人、倍率は2750倍という圧倒的なものとなっています。

さらに、3位は森永乳業で倍率533倍、6位は味の素ゼネラルフーヅが同376倍、7位はヤクルト本社で同318倍、9位はカゴメで同308倍(技術系含む)となっているなど、大手食品メーカーの人気の高さが見て取れます。

もちろん、これらの食品メーカーでは事務系総合職以外の採用も行われているため、上記の倍率がすべてを表しているいるわけではありませんが、大手食品メーカーは全体的に待遇がよく知名度も高いため、どうしても学生からの人気が集まりやすく、高倍率になりやすいようです。