食品衛生監視員の資格・任用資格

食品衛生監視員には資格が必要

食品衛生監視員として働くためには、「食品衛生監視員」の資格が必要となります。

この資格を取得するための方法としては、「厚生労働大臣の登録を受けた食品衛生監視員の養成施設において、所定の課程を修了した者」や「栄養士で、2年以上食品衛生行政に関する事務に従事した経験を有するもの」などいくつかあり、いずれかを満たすことで資格を得ることができます。

ただし、食品衛生監視員は「任用資格」というものであり、ただ資格を取っただけでは仕事に就くことができません。

次は、任用資格について見ていきましょう。

任用資格って何?

任用資格とは、特定の職業あるいは職位に任用されるために必要となる資格のことをいいます。

つまり、資格を取得すれば職業・職位として公称できるというものではなく、任用資格を取得後、当該職務に任用・任命されることによって、初めて効力を発揮します。

食品衛生監視員のほか、同じ食品衛生に関わる食品衛生管理者、他の領域では社会福祉主事、社会教育主事、児童指導員、児童福祉司などが任用資格に当たります。

資格取得に加えて公務員になることが必要

食品衛生監視員も、ただ資格を取っただけでは食品衛生監視員と名乗ることができず、この職業に就いて働くためには任用資格を得たうえで、公務員採用試験を受けて公務員にもなる必要があります。

そして、任用資格を満たす公務員の中から、国家公務員として働く場合は厚生労働大臣、地方公務員として働く場合には都道府県知事等により食品衛生監視員として任命されることで、ようやく「食品衛生監視員です」と名乗り、専門的な仕事ができるようになります。